トゥルースの旅

2016年12月31日。

何をどう数えても今日は大晦日。

さあ、どんな1年だっただろうか。

心に浮かぶワードは

「まさか」。

アメリカ大統領選挙で「まさか」のトランプ氏当選、

イギリスの国民投票で「まさか」のEU離脱、

北海道日本ハムファイターズは最大11.5ゲーム差から大逆転、

「まさか」の優勝、日本一に輝きました。

驚きの「まさか」から嬉しい「まさか」までよりどりみどり、

ま、何があっても驚かない鍛錬にはなった年かも(笑)。

今朝の天声人語もこの言葉をキーワードに

2016年を振り返っていましたが、その語源が興味深い。

「まさか」の語源は「目先(めさき)」という説があるそうで、

目先=すぐ先の現実が、ありそうもない事へと

でんぐり返しになったようで実に言葉とは面白いもの。

な~んて思いながら眺めていた年末のニュース番組で

これまた「まさか」の出来事が。

なんと神社のお賽銭が電子マネーに!

これそ「まさか」の初詣。

東京の愛宕神社では来年1月4日限定で

初詣のお賽銭を電子マネーで受け付けるそうです。

神前に据えられた通常のお賽銭箱の横に読み取り機を設置。

1円単位で好きな金額を選択し、後はカードをピッとかざすだけ。

ちゃんと電子マネーが神様まであなたの祈りを届けてくれる、らしい。

しかも本来発生する手数料も無償とか。

初詣も「まさか」のキャッシュレスの時代、か。

小銭を持たない人への対応や防犯対策のメリットもあるようですが、

今回の限定的な試みから電子的お賽銭、広まる可能性もあるわけで、

初詣のお作法もずいぶん様変わりしそうです。

「まぁ、電子マネーでお賽銭ですって、何だかねぇ~」、

なんて憂う声も聞こえてきそうな気もしますが、

これも歴史の必然、かもしれません。

もともと神様にはお米や魚をお供えしていたのを

貨幣経済発展とともにお金=お賽銭に替わっていったわけで

その当時も「まぁ、お米じゃなくてお金をお供えするなんて」なんて

眉をひそめる御仁もいらしたのかもしれません(笑)。

人間の暮し、ライフスタイルは時代ととも移り変われども、

神様は太古の昔からず~っと我々を見守ってくださっているわけで。

一年のおしまい、一年の始まりに、感謝を捧げ無事を祈る心は

お米だろうとお金だろうと電子マネーだと変わらない。

「まさか」の時代、でもね。

そういえば今朝の天声人語氏によると、

オックスフォード英語辞典が選ぶ「今年の単語」は

「ポスト・トゥルース(真実後)」だそうです。

事実や真実が重視されない時代を意味する言葉とか。

国際的にも国内的にも先を見通せない時代ではありますが、

だからこそ自分にとっての「トゥルース」は大切にしたい。

大晦日、久しぶりに全員集合した食卓で

家族みんなが健やかに過ごせたことに深く感謝、

来る年の幸福を心から祈るばかりです。

ただ謙虚にマイペースで「トゥルースの旅」を続けよう。

この一年、野宮ブログにお付き合い下さいまして

心からの感謝と御礼を申し上げます。

新しい年も変わらずコツコツをモットーに

綴っていきたいと思っております。

皆さまにとって素晴らしい2017年となりますように。

どうぞ良いお年をお迎え下さい!

(写真は)

ゆく年くる年を華やかに彩る花束。

干場ファームの干場さんが丹精こめて育てた

健やかな道産子フラワー。

北海道にとって、北海道を創る人々にとって

素晴らしい2017年になりますように。

もう一度、良いお年を。