おいしい折り鶴

今年も美味しい。

今年もお洒落。

今年もしみじみ感謝。

今年もクリスマスがやってくる。

白いおくるみ菓子が届きました♪

昨日、我が家もクリスマスシーズン・イン。

毎年楽しみにしているシュトーレンが届きました。

小樽の超有名パン屋さん「エグ・ヴィヴ」特製のもの。

幼子イエスを優しく包む藁のお布団のような包装が素敵。

今年はオレンジ色のタグに折り鶴のイラストが描かれています。

クリスマスに折り鶴・・・。そういえば、広島を訪れたオバマ大統領が

お手製の折り鶴を贈ったことも今年のことでしたねぇ。

平和を祈る折り鶴、クリスマスに相応しいシンボルかもしれません。

そんな温かな包装をそっととくと・・・

おおお・・・姿を表わしたのは、マイベスト・シュトーレン。

お砂糖衣から透けて見えるこんがりした焼き色が独特。

海を望む薪窯で丁寧に焼かれたことを物語ります。

エグ・ヴィヴのシュトーレンは素朴と洗練が同居する類希な逸品。

一度、ここのシュトーレンを食べると、もう浮気できない(笑)。

クリスマスの操をたてた我が家であります(笑)。

さあ、今年も、きっと美味しいぞぉ。

クリスマスを待ちながら一切れ一切れ大切に食べていきましょう。

焼き色も香ばしいおくるみシュトーレンを真ん中から二つに割ります。

う~ん・・・美しく豊かなこの断面よ。

レーズン、オレンジ、レモン、アップル、そしてくるみにアーモンドが描く

バターをふんだんに使ったリッチな生地に豊潤なモザイク模様。

美味しいシュトーレンは断面が実に美しいのだ。

ほろほろと崩れそうで崩れないシュトーレンに

そぉ~っとナイフを入れて、まずは初日分を切り分け、

さあ、2016クリスマスシーズンインを記念する最初の一口。

いっただっきあまぁ~す♪

う~ん・・・「やっぱり美味しい!」「うん、やっぱり美味しい!」

長年連れ添った夫婦、リアクションも似てきたなぁ(笑)。

本当に、今年も、やっぱり美味しいエグ・ヴィヴのシュトーレン。

こんなに美味しいリッチなお菓子を楽しみながら

クリスマスを待つ喜びをしみじみ噛みしめます。

シュトーレンの街として有名なのがドイツのドレスデン。

「ドレスドナー・シュトーレン」として商標登録され、

材料の配合まで厳しく品質規定がされていて、

その規定が順守されているかどうか、

クリスマスシーズンになると覆面調査員が店頭で購入、

毎年、公開で厳しい品質テストが行われているほど。

そんな誇り高いドレスデンのシュトーレンですが、

苦難の歴史もあったようです。

ヨーロッパを戦火に巻きこんだ第2次世界大戦が終わり、

ようやく平和を取り戻したものの、戦後は厳しい食糧難に見舞われ、

クリスマスシーズンを迎えても、シュトーレンの材料である、

オレンジピールやレモンピール、レーズンやアーモンドが手に入らない。

そこで当時の東ドイツ政府の研究所は代替品を開発。

オレンジピールの代わりに茹でて砂糖漬けにしたニンジンで

レモンピールは同じように砂糖漬けした青いトマトで代用して

シュトーレンを焼いたのだそうです。

ドレスデンのおばあちゃんたちは

今の時代の豊かなシュトーレンを家族ともに楽しみながら、

「昔はね、ニンジンと青トマトの時代もあったんだよ」などと

孫やひ孫たちに語り聞かせているのかもしれませんね。

日本のおばあちゃんたちが

「お砂糖もなくて、しょっぱいお汁粉の時代もあったんだよ」と

子供たちに語り継ぐように。

今年のシュトーレンに折り鶴のリボン。

丁寧に誠実に焼かれた一切れを味わいながら、

クリスマスを待ちながら

平和の大切さをしみじみ思う。

おいしい折り鶴に、ありがとう。

(写真は)

ね?

オレンジ色の折り鶴タグが素敵でしょ。

今年もクリスマスの季節を無事に迎えられことに

心から感謝です。

ほんと、美味しい♪