海と空と緑と灯台と
絶景かな、絶景かな。
青い海と空と南国の緑と白い灯台が
いっぺんに視界に入る贅沢な光景。
帽子を飛ばされても(笑)写真を撮りたい。
石垣島最北端のビューポイント。
「平久保岬」。
夏の沖縄旅2016、旅の前半は石垣島にステイ。
西表島・由布島・小浜島・竹富島の4島クルーズの翌日、
旅の三日目は八重山諸島の中心、石垣島を1周ドライブ。
八重山伝統の「ミンサー織り」を愛で、
世界的に貴重なサンゴ礁が織りなす白保の海岸を散策、
亜熱帯の森の「沙夢沙羅工房」で島の手仕事に触れ、
レンタカーーが一気に島を北上、絶景ポイントを目指します。
石垣島は周囲約139km。
3時間もあれば島を1周できますが、せっかくの島ドライブ、
海の景色を存分に楽しみながら東海岸を北上するコースをセレクト。
昔ながらの島の暮らしを残す白保集落を後に、
レンタカーは国道390号線を北へ、新石垣空港を通り過ぎ、
可愛いジュゴンが彫られた石が目印の伊野田漁港を経て、
「玉取崎展望台」へ到着。
駐車場にレンタカーを停めて、
ハイビスカスの花が咲く緑の丘の散歩道へ。
南国の太陽はほぼ真上にさしかかり、ますま日差しは強烈に。
もう帽子だけでは遮れない、白い日傘がマストです。
と、ほどなく美しい散歩道のその先に絶景が。
右に太平洋、左に東シナ海、二つの青い海が見渡せます。
美しい二つの海が隣りあう風景なんて、そうそうない。
南の島ならではの贅沢な眺めに感動。
緑の丘と白い砂浜、二つの青い海のコントラスト。
うっとりする玉取崎の眺めの、その先には
さらに緑の半島が美しい曲線を描いて続いています。
奥の山並みの向こうに見える眺めが石垣島最北端の「平久保崎」。
衛星写真などを見ると美女のウエストのように細くくびれた場所がありますが、
その先にある最北の絶景ポイントであります。
ちなみに最もくびれた辺りは「ふなくやー(船越)」と呼ばれ、
太平洋側の長田浜と東シナ海側の伊原間の距離はわずか270mほど。
その昔、わざわざ半島を迂回よりも船を担いで陸上を渡った方が
早かったため、この名前がついたと言われています。
二つの海が出逢う場所ならではの地名ですね。
レンタカーはその「ふなくやー」を超えて206号線へ。
今度は細い半島の西側に沿って北上していきます。
緑の放牧地に伸びた小道を登っていくと・・・
おおお~、海へと突き出た岬の先には真っ白な灯台が。
石垣島最北端に立つ平久保崎灯台です。
なんと雄大な眺めでしょう。
青い空、二つの海、緑の草原、白い灯台。
この世の美しいものがセットで視界に飛び込んできます。
澄み切った水平線の向こうには多良間島の島影も。
うわぁ~、キレイ!
誰もが昂奮しながら写真に収めようとスマホを構えています。
むむむ、私の腕では撮りきれない(笑)。
あまりに雄大な絶景に圧倒され、静止画をあきらめ、
珍しく動画モードにチェンジ、ぐるり360度スマホをパンしていると、
「キャーッ、飛ばされたぁ~!」、突如、悲鳴が。
そうです、撮影に夢中になっていると、
岬の強風に大事な帽子が飛ばされてしまうのであります。
やばい、やばい、私も慌てて片手で帽子を押さえ、
平久保崎270度パンを終えて、スマホをしまう。
悠々と二つの海に突き出る石垣島最北端の絶景岬。
白い灯台の向こうに、幾つの帽子が飛ばされていったことでしょう。
主の代わりに太平洋と東シナ海が出逢う海へ
悠久の一人旅に出かけていったのか。
平久保崎、撮影時には帽子を押さえることをお忘れなく。
ふと気がつけば、お腹がぐぅ~。
絶景に心奪われているうちにとっくにお昼をまわっていました。
さあ、石垣島ドライブのお楽しみは立ち寄りランチ。
島の人御用達の食堂もいいし、古民家ダイニングも気になる、
眺めのいい八重山そばも行きたいし~。
さあ、地図とナビと胃袋と相談しながら、
最北端の岬から南下、美味しいお昼ごはんを探しましょう。
ああ・・・お腹すいた。
(写真は)
青い空と海と緑と灯台。
美しい平久保崎の眺め。
二つの海に突き出る最北端に佇むと
ふと身を乗り出して大航海の旅に出たくなる。
旅心をそそられる絶景。

