楽園パーラー

青い南国の海を眺めながら

亜熱帯の恵みで涼をとり

緑の木陰でハンモックに揺られ

しばしまどろむ夏の午後。

楽園パーラーへようこそ。

夏の沖縄旅2016、旅の前半は石垣島へ3泊。

西表島・由布島・小浜島・竹富島と八重山4島クルーズの翌日、

三日目はメインアイランド石垣島を1周ドライブ。

朝から八重山伝統のミンサー織の工房を見学、

世界的に貴重なサンゴ礁を有する白保海岸を散策、

亜熱帯の森の中の工房で島の手仕事に触れ、

眺めのよい八重山そばのお店で絶品手打ち麺を味わい、

そしてミシュラン三つ星の絶景川平湾ではグラスボートで海中散歩。

実に密度の濃い石垣体験が続きます。

だがしかし、欲張りな旅人は島をまだまだ楽しみ尽くしたい。

息を呑むほど美しいカビラブルーに別れを告げ、ドライブを続行。

島ランチも景色も堪能、ときたら、お次は南国フルーツ。

ちょうど三時のおやつの時間だもんねぇ~。

石垣島をドライブしていると道沿いに果樹園パーラーを見かけ、

休憩やカフェタイムにはうってつけのオアシスとなっています。

さあ、ひんやり南国スイーツ目指して車はひた走る。

川平湾から79号線をぐるりと南下、

眼下に美しい海岸線が連なる島の南西部に差し掛かったあたりで

控えめながらちょっとお洒落な木の看板を発見。

「宮良農園」。ここ、ここ、お目当ての農園パーラーであります。

看板に従って敷地に車を乗り入れた瞬間、

そこに、楽園が、あった。

美しい名蔵湾を見下ろす最高のロケーション。

亜熱帯の木陰にゆったりと白い大きなテントと椅子が置かれ、

緑の葉蔭ではハンモックが南国の風に揺れている。

天国のような完全オープンエアの楽園パーラーだ。

海を眺めながら農園手作りの南国スイーツが味わえる。

石垣島は凄い。ドライブの途中に楽園に出会えるのだ。

白いテントに寄りそうような可愛い小屋のカウンターで注文。

お隣にはこれまた愛らしい陶器工房が併設されている。

え~っと・・・何にしようかなぁ~。

やっぱ、ひんやり系だよねぇ~。

むむむ?「グアバフラッペ」?生のグアバだよね?きっと。

旬のトロピカルフルーツに敬意を表して

その「グアバフラッペ」と「島パイン」をオーダー。

気持ち良い木陰の白いテーブルでのんびり待ちましょう。

南の楽園には、必ず、猫がいる(笑)。

白い椅子の下で白黒のぶち猫がたらりんとお昼寝中。

こちらに完全におなかをさらして爆睡している。

ここにはキミをいじめる悪いやつなんていないんだね。

その無防備な寝姿に旅人の心はゆるゆるほどけ、やすらいでいく。

天下泰平、石垣島は、今日も快晴なり。

南国フルーツの果樹園は猫たちにとっても楽園なんだな。

「お待たせしました、グアバフラッペと島パインです」。

その声と同時にふわりと甘い南国フルーツの香りが鼻をくすぐる。

まぁ、キレイ。なんて素敵なピンク色。

果樹園で獲れたグアバで作った自家製シロップが

ふわふわの氷の上にたっぷりとかかっています。

苺ともサクランボとも桃とも違うその色は、まさに「グアバピンク」。

ちょっとコーラルピンクがかったグアバフラッペをまずは一口。

うひゃあ~美味し~い!楽園から天国へ(笑)。

大好きなグアバジュースをギュッと濃縮したような美味しさ。

優しい甘さと爽やかでどこかきゅっと締まった酸味がたまらない。

困った持病の(笑)アイスクリーム頭痛もなんのその、

「美味しい、あ、痛い・・・でも美味しい、あ、痛い」

スプーンを運び、こめかみを押さえる。忙しい旅人だ。

ドライブの途中、楽園パーラーのグアバフラッペで天国へ。

最高っす。

一息いれて、次は島パイン。

今が旬の石垣島名産フルーツ。

小ぶりながら甘さは最高、味がぎゅっと濃い。

島をドライブ、爽やかな汗を流した後に清涼感たっぷりの南国スイーツ。

ああ、このまま木陰のハンモックでお昼寝したいわぁ~。

白黒ぶち猫の気持ちはよくわかる。

楽園パーラー、とってもいい夢が見られそう。

だがしかし、ここでお昼寝している時間はない(笑)。

今夜の島ごはん、ワケあって少々早めの予約時間、

南国スイーツを堪能したら、島1周ドライブを続けましょう。

センスの良いラベルが貼られたグアバジャムなどをお土産に

いまだお昼寝中の白黒ぶち猫に別れを告げて楽園パーラーを後にします。

さあ、島の南をぐるっと回ればもうすぐゴール。

(写真は)

美しい名蔵湾を見下ろす高台にある

宮良農園フルーツパーラー自慢のスイーツ。

グアバフラッペと島パイン。

営業時間は13:00から日没まで。

クローズの時間が日没っていうのが素敵だ。

楽園パーラーにふさわしい。