イギリス・ショック

「英国EU離脱」。

朝刊一面に大見出しが躍る。

どうなるイギリス、

どうなるヨーロッパ、

どうなる日本、

どうなる世界。

金曜日午後に飛び込んできた世界的大ニュース。

いや、ホント、ビックリ、まじっ?

「何だかんだ言いつつ、結局僅差で残るよねぇ~」なんて

素人の予想などぶっ飛びました。

金融市場は世界経済の先行き不安から円相場は急騰、

英ポンドは暴落、アジアや欧州の株価も急落、

世界同時株安となる混乱ぶりを早くも露呈。

投資家でもなんでもないけど、さすがに不安になってきます。

世界が「離脱」ショックに右往左往していますが、

当事者であるイギリスの人たちも

今回の結果にさまざま思いを抱いているようで、

日本でもおなじみのピーター・バラカンさんも

朝刊インタビューに対し「複雑な思いです」と話しています。

なかでも興味深かったのが英国と日本の類似性。

もともと大陸とドーバー海峡を隔てる英国人は

ほかの欧州大陸の人たちとどこか決定的に違うところがあって、

世界中どこでも英語が通じると思っているし、

「昔は大英帝国だった」という変なプライドもあり、

その表れが「英国と欧州」という捉え方だと指摘します。

あれ?日本人も同じような表現するよねぇ。

「日本とアジア」、なんてね。

まるで英国は欧州の外にいるかのようだし、

日本もアジアの外にいるような言い方を

知らず知らずのうちにしているところが、一緒だと。

ふ~む、まあ悪く言えばいわゆる「島国根性」?

日本も英国も域内の経済大国にして島国。

内向き志向になりがちな要素を抱えているということ、

日本人も忘れちゃいけないかもねぇ。

グローバル化の中で繁栄する経済都市ロンドンと、

かつての鉱工業が廃れて疲弊する地方。

若者と高齢者、エリート層と一般市民など

さまざまな格差が広がる一方の社会。

それってイギリスだけの話じゃないよね。

東京一極集中が指摘されて久しいけれど、

今回のイギリス・ショックは、ある意味、日本ショックでもあるのかも。

梅雨がないはずの北海道ですが、

またしても朝から6月の雨が降り続けています。

蝙蝠傘が似合うロンドンの街を思い浮かべながら、

土曜日の朝刊を舐めるように読む朝、であります。

イギリス・ショックの行方はいかに。

(写真は)

昨夜の金曜ごはんの一皿。

「朝獲りイカのローマ風フリット」。

新鮮な函館産のスルメイカを

レモンとオリーブオイルでマリネしてから

小麦粉と卵をからめてカラリと揚げました。

めっちゃ旨い海の幸を食べられるのも

四方を海に囲まれた島国なればこそ。

だからね、世界とうまくお付き合いしていかねば、ね。