ニューオリンズ・オジヤ
メキシコ~テキサス~ルイジアナへ。
パーティーメニューでアメリカ大陸を旅しましょう。
「テクス・メクス・テマキ」に続く一品は
「ニューオリンズ・オジヤ」。
5月生まれの80代の母のバースデー・パーティー。
思いがけず孫息子も遠方の大学から帰省、賑やかで楽しい宴となりました。
まずはメインの「テクス・メクス・テマキ」で大盛り上がり。
近頃人気のファヒータやタコミート、サルサ、ワカモレなどを
トウモロコシのクレープ、トルティーヤで巻き巻き。
そして食卓でど~んと存在感を放つ一品が
「ニューオリンズ・オジヤ」こと「ジャンバラヤ」であります。
「ジャンバラヤ」はアメリカ・ルイジアナ州の郷土料理。
米・野菜・肉・ソーセージなどが入ったスパイシーなご飯で、
フランス、スペインなどのヨーロッパや
西アフリカなどの料理文化が融合したクレオール料理、
そしてカナダからやってきた独特の食文化を持つ
アカーデアインに由来するケイジャン料理の両方に共通する
ルイジアナのソウルフード米料理。
カントリーソングのスタンダードナンバーにも歌われています。
BBQパーティーなどで大鍋で作り、わいわい食べる豪快な料理で、
ま、言ってみればルイジアナのパエリャってところ。
庶民的なケイジャン料理ヴァージョンでは辛みが強く、
洗練されたクレオール料理が発達したニューオリンズでは
トマトをたっぷり使うのが特徴のようです。
先日、ご近所のアメリカン・ダイナーで食べて美味しかったのが
まさにそのニューオリンズ風のジャンバラヤ。
お店のはサフランライスにトマトソースを添えるスタイルでしたが、
むふふ、野宮オリジナルで挑戦してみようではありませんか。
息子主導の「テクス・メクス・テマキ」の準備が済んだところで、
メインシェフの座を奪還、キッチンの真ん中に立つ(笑)。
材料は鶏肉、タマネギ、にんにく、ピーマン、赤&黄色パプリカ、
チョリソー風の辛いソーセージ、トマト缶、お米、そして香辛料各種などなど。
ル・クルーゼの大鍋で粗みじん切りしたタマネギ、ニンニク、野菜類を炒め、
そこで一口大の鶏肉、ソーセージを加え、さらに炒めていきます。
チリ・シーズニング、パプリカ、チリペッパー、クミン、オレガノに
生のタイムなどスパイスを加えて香りが出たら、
洗ったお米を加え、トマト缶とチキンスープを入れ、ローリエの葉を一枚、
蓋をして沸騰したら弱火にして、
時々かき混ぜながら20分ほど煮込んだら出来上がり。
日本のお店で出される「ジャンバラヤ」はたいてい、
トマト味ピリ辛炊き込みご飯というか、ピラフっぽいものが多いのですが、
どうやら現地のレストランや家庭ではトマトたっぷりのリゾット風、
早い話が「おじや」っぽい食感が代表的なようです。
そうか、だから、ご近所ダイナーのジャンバラヤは
トマトソースをたっぷり上からかけるスタイルにしていたのね~。
うふふ、野宮ヴァージョンもトマト缶たっぷり、スープの水分量も調整し、
本場ニューオリンズ風に仕上げましたよ。
さあ、「ニューオリンズ・オジヤ(野宮風)」の完成。
スパイシーな色鮮やかな「野宮的ジャンバラヤ」は
沖縄やちむんの大皿に盛り付けました。
手巻きトルティーヤの手をいったん休めて、いざ実食。
おおお~、複雑で馥郁たるケイジャンスパイスの香りが
何ともルイジアナ(行ったことないけど)(笑)。
まずは一口、う~ん、美味っ!
お肉やソーセージ、香味野菜にトマト、香辛料、すべての材料の旨さを
贅沢にも魚沼産コシヒカリがしっかり吸い込んて、もうスプーンが止まらない。
ちょっと固めのリゾット、いや、おじやのような食感がたまらない。
ニューオリンズ風ジャンバラヤ、大成功。
「トルティーヤでジャンバラヤ巻けば、ブリトーだよ」と息子。
おおお~、美味そうではあるが、炭水化物×炭水化物・・・(笑)。
今宵は想像するだけにしておこう。
それにしても、お料理とはやっぱり最高に楽しい文化だ。
連休中、キッチンを出発して、メキシコ~テキサス~ルイジアナまで。
うふふ、食卓を舞台に家族みんなで海外旅行できちゃった。
チケットレスで美味しく世界旅行。
今度はどこに旅立とうかな~。
(写真は)
トマトたっぷりスパイシーな
「ニューオリンズ・オジヤ」こと「野宮的ジャンバラヤ」。
トルティーヤに添えた細切りレタスと一緒に頬張るのも最高。
日本の美味しいお米がアメリカ建国の歴史・文化と融合、
最高に贅沢なフュージョン料理となりました。
トランプさんにも食べてもらいたいな~。
日本、好きになると思うよ。

