サッカーと人生
「男なら泣くな!」。
クゥ~ッ!カッコいい~!
世界中が惚れる現代の闘将。
「男気」と書いて、
シメオネと読む。
男子バレーボールのオリンピック最終予選に、
テニスの全仏オープンなどなど、
見逃せないスポーツ中継が目白押しの週末でしたが、
感動的だったのがサッカー欧州CL決勝。
2年前と同じマドリード対決となった注目の決勝カード、
アトレチコ・マドリードはPK戦の末にレアル・マドリードに惜敗。
2年前に敗れたリベンジを果たせず、初の欧州王座を逃しました。
ロナウドやフェルナンド・トーレスなどなど世界トップクラスの選手達が
ユニフォームを泥だらけにし、足をつりながら、引きずりながら、
繰り広げた死闘は恐らくサッカー史に残る一戦でしょう。
で、選手もスーパースター揃いなら、両チームの監督もキラ星級。
ピッチ横に立つのが、スーツ姿のジダンにシメオネ、ですよぉ~。
もう豪華すぎて、中継映像観ながら、目がチカチカした(笑)。
なかでも今や世界一の闘将と言われる、
アトレチコのディエゴ・シメオネ監督の男気にキュンキュン。
アトレチコ史上初のCL優勝を果たせなかったアルゼンチン人指揮官。
その悔しさたるや想像を絶するほどだと思いますが、
試合後、号泣する選手たちガシッっと抱きしめながらこう叱咤した。
「男なら泣くんじゃない!全力を尽くしたんだ。
今日の試合は、我々のものではなかった」。
うぉぉぉぉ~、まるで劇画のようだ。
これぞ男の中の男、シメオネ監督、男も女も惚れちゃうねぇ~。
熱い男気で選手たちを鼓舞し、鉄の結束でチームを束ねてきた闘将。
試合後に語ったコメントがまたカッコいい。
「3年間で2回の決勝進出はアトレチコにとって誇るべき結果。
でも、もちろん、幸せではない。
サッカーは人生と同じ。
決して簡単ではない」。
スポーツの魅力はプレーだけじゃない。
こんな哲学者のような深淵な言葉に出会えるのだから
サッカーファンをやめられない。
あるFWには「お前がゴールを決めるんだ」とひたすら繰り返し、
自信を失いかけていたスーパースターF・トーレスには
「若い頃みたいにチームを背負おうなんて思わなくていい。
我々とともに成長していけばいいんだ」と伝えたそうです。
シンプルで熱い言葉が男たちを再生させた。
思いつきでこんな言葉は出てこない。
日頃から選手たちを良く観察し、その特徴をとらえ、
的確な言葉で直接信頼していることを繰り返し告げる。
名選手だった現役時代から培ってきた人間力の賜物でしょう。
敗軍の将、兵を語らず、と言いますが、
欧州王座敗軍の将は、真実を語る。
ほんと、サッカーは人生と同じ。
決して簡単ではない。
だからこそ、魂を熱くさせるんだ、ね。
(写真は)
日本一の菜の花畑ドライブでゲット。
滝川名物?「菜の花大福」。
蓬と菜の花の風味が芳しい。
大福餅は江戸時代、お玉さんという貧しい女性が
思いついて作ったお多福餅が原型という説も。
それがのちに江戸で大ブームとなったとか。
大福餅で人生大逆転か。
ふふ、人生は、簡単じゃないが、面白い。

