ほっとかれたいの

似て非なるもの。

カレーライスとスープカレー、

パスタとナポリタン、

そしてカフェと喫茶店。

似ているようで、どこが違う?

まあ、カレーやパスタはなんとか説明できますが、

カフェと喫茶店の違い・・・ねぇ・・・、

う~ん、どっちもコーヒーに軽食出すしねぇ~。

あらためて考えてみると意外に難しい。

しかし、今朝の朝刊の囲み記事に正解を発見。

それは視点の差。オーナー側なのか、お客さん側なのかの違い。

名古屋の喫茶店や名古屋めしに詳しいフリーライター氏が

実に明快に正解を導き出しておりました。

『こんな人たちに集まってもらいたい』という

オーナーの思いが先にあるのが、カフェ。

対照的にまずお客さん、なのが喫茶店なのだとか。

取材を断る時も「常連さんに迷惑がかかりますから」というように。

ふ~む、なるほどね~。わかるような気がします。

シングルオリジンのコーヒーにこだわったり、

オーガニックフーズやパンケーキに特化したり、

旅やアートや読書や色々なテーマがあったり、

確かに多くのカフェはまず『コンセプト』ありきというイメージ。

一方、喫茶店には「コンセプト」というカタカナ言葉の匂いがしない。

今や全国区となった名古屋の喫茶店「コメダ珈琲店」も然り。

ログハウス風のゆったりした店内はレトロで、ほど良く垢ぬけないけど、

食事メニューは豊富、長居してもせっつかれない。

このまったり&適度な「ほっとかれ感」が人気の秘密、なんだとか。

そうなのよねぇ~、喫茶店って、ラクチンなんだよねぇ

お洒落すぎない空間にはこうるさい(笑)コンセプトなんかなくて、

カッコ良すぎるオーナーなんかもいなくて(笑)、

お客さんも「素」のままくつろげる感じがするもんねぇ~。

そう、ほっといて、じゃなくて、ほっとかれたいの。

微妙に違うニュアンスをくみ取るのが喫茶店。

その話題の「コメダ珈琲店」がいよいよこの夏北海道上陸。

どうやら札幌東区に道内一号店がオープンらしい。

本場名古屋の絶妙な「ほっとかれ感」が体感できるのだ。

噂の「シロノワール」も食べてみたいし、

あんこ愛に燃える私としては、「飲むあんこ」にも興味津津。

コーヒーにあんこが添えられた「小豆小町」なる新メニュー。

さすが、名古屋、発想が斬新過ぎる(笑)。

定番メニュー、コーヒーと小倉トーストの組み合わせが原点。

合わせて食べると美味しいんだから、いっそ飲んじゃう?

ブレンドコーヒーに小倉トーストのあんこを添えちゃった。

熱いコーヒーに甘いあんこを投入・・・、

「あまとろ、とけとろ」がたまらない、らしい。

う~ん、試してみたいような、別々に味わいたいような。

なんて悩むお客も適度に「ほっといて」くれるだろうから楽しみだ。

コーヒーの香りとざわめきに包まれて

ほっとかれたいの。

かまってほしいけど、ほっとかれたいの。

そんなお客のわがままに寛容な空間。

日本の喫茶店は世界に誇る文化遺産だ。

(写真は)

選べるあんこ。

旭川土産の蒸し饅頭。

金のこしあん、銀のつぶあんが選べます。

あんこ好きお客様目線が超うれしい。