光合成ダイニング
「デスクトップ・ダイニング」。
最新トレンドのレストラン、ではありません。
パソコンの前でピザをかじってすますランチ。
アメリカの社会学者たちが名付けた現象、
日本でも珍しくないよね~。
朝刊日曜版に掲載されていた、
ニューヨークタイムズ・マガジンの記事によれば、
アメリカのホワイトカラーの62%は
ランチタイムにカフェやレストランなどに出かけることなく、
日常的に自分の席で食事をするという調査があるそうです。
たまったメールなどを処理するのが先で昼ごはんは後回し、
結果、モニターの光に照らされながら、
ピザや低脂肪ヨーグルトなんぞでそそくさと済ますってわけ。
なるほど、確かに、デスクトップ・ダイニング、だ。
ビジネスマンの6割以上がパソコン前でランチ、
ってことは、アメリカ版「サラメシ」は取材が難しそう(笑)。
さらに、お昼にきちんとランチをとる習慣がすたれる一方、
人間、お腹はすくもの、間食は増える傾向にあり、
アメリカの会社員126人を対象にした研究によると
オフィスの机の引き出しの中には
平均476キロカロリーの食べ物が入っていたそうです。
中にはスナック菓子やツナ缶など3000キロカロリー分を
リスのように(笑)貯め込んでいた人もいるとか。
もう忙しくて、いつ食べられるかわからないから、
「いざ」という時のために引き出しの中に、
エネルギー補給バーやチョコを貯め込んでおく。
もはやランチや間食というよりも非常食だ。
「ランチなんて、弱虫が食うもんだ」。
記事は映画「ウォール街」の主人公、カリスマ投資家の
ゴードン・ゲッコーの言葉を引用していましたが、
「サラメシ」ファンの私としては、えーえー、弱虫で結構(笑)、
マネーゲームの興奮よりも、のどかな昼飯に一票だ(笑)。
第一さ、デスクトップ・ダイニングにはリスクがある。
ポタリ・・・。
ピザのソースやサラダのドレッシングがキーボードに落下したら・・・
パン屑やクッキーのかけらが間にはさまったら・・・
ね?ね?大変でしょう?
少なくとも我が家ではパソコン回りの飲食は厳禁。
デスクトップ・ダイニングは家訓で固く禁じられています(笑)。
日米共通、働く大人は忙しい。
でも、ピザやホットドッグを齧る時間しかなくても、
どうせ浴びるなら、モニターの青白い光より、
春めいてきた明るい陽光の方が心にも消化にもいいよ。
できたら外にベンチで、せめて窓際の椅子に移動して、
お日さま浴びながら昼飯、おすすめします。
うっかりケチャップ落としても、パソコン死なないし(笑)、ね。
せっかくの春。
公園・ダイニング、屋上ダイニング、
今なら本州あたりはちょっとお外に出るだけで
桜ダイニングだってできちゃう。
人間も光合成が大事、
光合成ダイニング、しましょ。
(写真は)
桜前線上陸まであとひと月。
我が家の週末ランチの主役は
大根と金美にんじんと鶏手羽先の煮込み。
煮込み料理もそろそろシーズン終了かなぁ。
キッチンで汗かくようになってきたし(笑)。
メニューも春仕様に衣替え、ね。

