オールドファッション

あ・・・花の匂い。

今朝、起きて窓を開け放った瞬間、

早朝の爽やかな空気にふわりと甘い香りが。

見れば遊歩道の梅も駐車場の一本桜も満開。

ご近所のお庭でも春の花が咲き始めています。

早起きは三文以上、かなりお得な季節到来です。

昨日、函館で桜が開花。

見た目暫定開花している札幌、

本物の開花宣言も秒読みかもしれません。

マンション前の桜並木もちらほら咲き始め、

まさに連休はお花見日和になりそうです。

あんなに雪に埋もれていたのにねぇ。

越せない冬はない、春は必ずやってくる。

「僕もグルテンフリー、しようかな~」。

ジョコビッチ選手など著名アスリートも取り入れている

話題の「グルテンフリー」、コンサドーレ札幌の稲本選手も

チームメイトの都倉選手に勧められて実践中とか。

そんなスポーツ新聞の記事に触発されての夫の発言。

あの・・・そのスポーツ新聞と一緒に日曜朝に買ってきたのは何だっけ?

妻がリクエストしたコンビニ・ドーナッツ3個、

見事なザ・「グルテン」、しかも「油+糖」ではありませんか(笑)。

やっぱ、結果出るのよね~、「グルテンフリー」、なんて言いつつ、

コンサ3位上昇の記事に浮かれながら、

夫婦二人でドーナツをむしゃむしゃ食べた日曜日の朝。

どこが「グルテンフリー」じゃ(笑)。

カロリーを気にしてめったに食べない禁断のドーナツ、

グルテンに油に糖、おおお・・・禁をあえて冒す魔性の美味さよ。

やっぱ、美味しい、オールドファッション。

昨今はふわふわ、もちもち系ドーナッツが人気のようですが、

その対極を行くみっしり、ずっしり、ゴツゴツ感なヴィジュアル。

ほのかな甘みとサクッとした表面の食感に食べごたえのある中身。

飾らない、変わらない「オールドファッション」が昔から大好き。

しかもクリームも入ってないし、お砂糖もかかってないし、

カロリーも比較的低いんじゃない?なんて勝手に思っていたのですが、

これが大間違い、見た目素朴なクセにカロリーが高かかった。

ネットでミスドやコンビニドーナッツのカロリーを調べてみると、

あ~らら、大変、愛する「チョコオールドファッション」は

クロワッサンドーナツ系と堂々肩を並べる高カロリーっぷり。

クッキーっぽい生地のみっしり感がカロリーをあげているのか。

う~む、固太り系ドーナッツってことか。

今後、用心してかからなねばならない(笑)。

でもねぇ、オールドファッション・ドーナツ、

あのノスタルジックな佇まいは捨てがたいのよねぇ。

語源は「旧式、昔ながら」を意味する「old-fashioned」。

昔のドーナツは表面が割れているのが当たり前。

揚げる技術が発達して割れないドーナツが一般的になりましたが、

昔のような割れているドーナツであることから、名付けられたとか。

「割れないドーナツ」が当たり前の時代に

意図的に割れるように工夫して作っているそうです。

生地の裏面から揚げはじめ、ひっくり返した時に柔らかい表面が温められ、

ベーキングパウダーから発生したガスが飛び出て割れ目ができる仕組み。

ロングセラーの人気ドーナツはわざわざパンクさせているのです。

うふふ、何か懐かしい。

昭和のお母さん、おばあちゃんが作ってくれたドーナツみたい。

天ぷら鍋いっぱいに泳ぐ黄金色のドーナツ。

甘い匂いと油っこさがたちこめる台所。

長い菜箸でひっくり返される昭和のドーナツ。

ちょっと焦げたり、真ん中がまだ火が通ってなかったり、

ぷくんっとお腹がパンクしたり、表面にツノツノがあったり、

そう、個性たっぷりに割れたドーナツたち、

思い出の中の「オールドファッション」が蘇る。

カロリーなんて言葉も知らず、

ドーナツをむさぼり食べていたあの頃とは

体の代謝機能が全く違うけど、

時折無性に食べたくなるオールドファッション。

割れない時代の愛すべき割れたドーナッツに

人は郷愁を感じるのでありました。

食べすぎにはご注意(笑)

(写真は)

日曜朝の禁断ドーナツ3種。

見た目素朴系が意外にハイカコリー。

ドーナツも人もみかけによらない(笑)。