ジャパニーズ・ガール
ありがとうを伝える赤い靴のお人形。
50年越しの恩返し。
ひなまつり前日の朝、
素敵なニュースにほっこり。
お雛さまとキットの友情物語。
1962年、北海道に住む一人の女性が
ホワイトハウスに雛人形を贈りました。
当時のケネディ大統領に手紙を出したところ、
返事が来たことに感動して贈ったものでしたが、
娘のキャロライン・ケネディ駐日大使が
現在93歳になるその女性、松本艶子さんに
お礼の人形を贈ることにしたというニュースです。
在札幌米国総領事館が公開したそのお人形の写真が
今朝の朝刊各紙に載っていました。
まあ、なんとレトロな愛らしいお人形でしょう。
ふっくらしたお顔、ぷっくりして手足、
緑色のワンピースに赤い靴をはいたお人形の名前は
「キット・キトリッジ」。
松本さんの少女時代、1934年ごろの女の子だそうです。
実はこのキットちゃん、歴女もびっくりぽんの歴史人形、
アメリカの女の子に大人気の「アメリカン・ガール」シリーズのひとつ。
多様な人種、時代を遊びながら学べるように開発されたお人形で、
20以上のモデルからなるシリーズとか。
アメリカの歴史のある時代を生きていたという設定で、
その時代の洋服を身につけ、当時の家に住み、その時代の友達もいて、
その女の子の人生を綴った本も出版されています。
女の子たちは手にしたシリーズのお人形を通して、
その時代を追体験することで、アメリカの歴史を知り、
知識や理解を広げていくというシナリオ。
発売元はあのバービー人形のマテル社ですが、
今やその人気は本家バービーをしのぐほどで、
累計販売実績はお人形が800万体以上、
書籍9000万冊以上体以上というから驚き。
NY5番街にはドール専用の美容室まであるそうです。
「アメリカン・ガール」は
開拓時代から第2次世界大戦までの
それぞれの時代に生きた女の子たちという設定で
肌も、髪の毛も、瞳の色も、衣装も、多種多様なのが特徴。
たとえば開拓時代を生きたネイティブ・アメリカンの少女「カヤ」は
オバマ大統領の娘たちがお気に入りという黒髪のお人形。
民族衣装に身を包んだ彼女は白人が占領する前のアイダホ州で
家族と一緒に伝統的な暮らしを守っていたという設定。
そして今回、大統領だった父に代わってケネディ大使から
雛人形のお礼に日本の松本さんに贈られるキットちゃん。
名前は「キット・キトリッジ」。
1934年の大恐慌時代、オハイオ州で暮らしていた少女で
父親が仕事を失って、生活が苦しくなる中でたくましく生き、
家族を守ろうといろいろ手を尽くすという設定だそうです。
世代を超えて「ありがとう」を伝えるために
海を渡ってきた赤い靴のキットちゃん。
明日のひな祭りには松本さんの元に届く予定だそうですが、
大恐慌時代を生き抜いたアメリカン・ガールの目に、
2016年の日本はどう映るのでしょうか。
うふふ、ちょっとインタビューしてみたい気もします。
それにしても、歴史を学べるお人形かぁ。
画期的なコンセプト。
日本版の「ジャパニーズ・ガール」シリーズもあり?
平安時代ならお雛様がいるしね~。
どこか、作らない?(笑)
(写真は)
キットちゃんにも紹介したい、
ニッポン自慢の「アンパン」「クリームパン」。
美味しさはドーナツやマフィンにも負けないよ~。
昨日のおやつにパクリ。

