ほぼ公認どらやき

夕方、帰宅すると、

キッチンにどらやきがぽつんと一個。

ん?「どーしたの、コレ」と訊ねる私に

自慢げに鼻を膨らませた夫が答えた。

「それ、ただのどら焼きじゃないよぉ」。

「あのですね、ドラえもんの生みの親

藤子・F・不二男ミュージアムのどら焼きですから、むふふ」。

おおお~、それはそれは、確かにただの(笑)どら焼きではない。

世界的人気のドラえもんの作者、藤子・F・不二男先生は

長年川崎市多摩区に住み、川崎市文化賞を受賞するなど深い縁があり、

「子供たちに恩返しを」というご夫人の思いからミュージアムが生まれ、

そこの人気お土産がこのどら焼きというわけなのでした。

作者のミュージアムショップのどら焼きということは、

ほぼドラえもん公認どら焼き、と理解して良いでしょう。

どこから手に入れたのか入手ルートは不明ですが(笑)、

貴重な一個、ありがたくご賞味させていただきましょう。

外装の透明な袋には「ど」とシンプルな一文字が。

ドラえもんの「ど」、どら焼きの「ど」、わかりやすい。

サイズはやや小ぶりながら、

こんもり丸みを帯びたフォルムが可愛い。

そしてどら焼きの表面には、もちろん、ドラえもんの焼き印が!

「いっただっきまぁ~す」と今まさにどら焼きを頬張ろうとする

ドラえもんの絵柄に気分が盛り上がる。

可愛いドラえもんに切れ目を入れるのは忍びないが、

半分こするには入刀せねば、泣く泣くナイフを入れ(笑)、

夫と仲良く分け合って、いざ実食。

う~ん、ふわふわ&もっちり系の生地に

小豆の風味がしっかりした粒あんがベストマッチ。

甘さ抑え目で子供も大人もみんなが食べやすい優しい味わいだ。

どこで作っているんだろう?袋の裏の表示を見ると、

「販売者 川崎市 藤子・F・不二男ミュージアム」とある。

ほほ~、これぞ公認どら焼きの有力な物証(笑)。

で、続いて「製造者 にしき堂」と書いてあるではありませんか。

住所は広島・・・にしき堂・・・?

あ~っ!甘党センサーがピクピク反応する。

広島のにしき堂といえば、あのもみじまんじゅうの老舗。

そうかそうか、にしき堂ね~。

もみじまんじゅうのメーカーはいっぱいあるけれど、

地元の人も薦めるにしき堂が私も一番美味しいと思う。

へ~、広島名物もみじまんじゅうとドラえもん、

意外なつながりがあったのですね。

もしかするとドラえもんも隠れもみじまんじゅうファンかもね(笑)。

それにしても、ドラえもんは何故どら焼きが好きなんだろう。

その理由は諸説あるようですが、

定説となっているのが、作者の藤子先生の大好物だったことと

あんこがドラえもんの大事なエネルギー源だったこと。

後者はドラえもん百科にもしっかり明示されています。

あんこがエネルギー・・・。

これって、私たち夫婦も同じだ・・・。

ってことは、本能のままに食べ続けると

2人揃ってドラえもん体型になっちゃう?(汗)。

ふぅ~、仲良く半分ずつが、ちょうどいいのね。

さあ、公認どら焼きでエネルギーチャージ、

春を呼ぶ週末、何をしようかな~!

残雪踏みしめてお散歩にでも行こうか。

春、近し。

(写真は)

見よ、ころんと可愛いフォルムのドラえもん。

この神々しい焼き印がありがたい。

川崎市の藤子・F・不二男ミュージアムのどら焼き。

ほぼ公認どら焼きは、お上品な甘さです。