雪に咲く花

西郷どんもグラバー邸も真っ白。

スキー場かと思ったら、

雪が降りつもった鳥取砂丘だった。

南国の雪景色に日本中がびっくりぽん。

奄美大島では1901年以来、何と115年ぶりの雪が降り、

沖縄・久米島では1977年ぶり、

沖縄本島北部の名護市で史上初!のみぞれを観測、

温暖な気候に慣れた身にはどれほどお寒いことでしょう。

遠い北海道から寒中お見舞い申し上げます。

沖縄では気温が20℃下回ると「寒い寒い」の連発。

冬の那覇でタクシーに乗ったら、運転手さんが

「コタツもストーブも冬のズボンも一本も持ってないからね~」

と明るく証言するのを聞いてびっくり。

北海道では考えられません、というか考えただけで凍える。

ま、それくらい冬でも温暖なかの地のまさかのみぞれ、

あのタクシーの運転手さん、まだ冬のズボン買ってないんだろうか。

少々心配になります(笑)。

雪やこんこ、あられやこんこ、犬と子供は大喜び。

生まれて初めての一面の雪景色に南国の子供たちは大興奮。

九州の公園では子供たちが雪遊びに夢中の一方、

付添いのお母さんは・・・なんと電話ボックスの中に避難。

「もう、30分って約束だったのにぃ(笑)」と震えながら苦笑い。

携帯やスマホ普及で影が薄かった電話ボックスですが、

こんな避寒場所としてのお役目があったのですね~。

雪と電話ボックス、意外な相関関係。

また、どこかの動物園でも

サル山に設置された温泉で大人のサルは暖をとり、

子ザルは雪の中を駆け回っていました。人もおサルも子供は元気。

更に寒波列島のニュース映像が映し出したのが

余りの寒さに毛布をすっぽり頭からかぶった・・・おじさん・・・?

もぞもぞと毛布をかぶり直すその手にはふさふさの毛が。

何と南国生まれのオランウータン君、でした(笑)。

飼育員さんの暖かな差し入れが身に沁みますね~。

大寒波に見舞われた週末の日本列島。

みんなの心を熱くしてくれたのが琴奨菊の初優勝。

真っ向からぶつかる琴奨菊らしい取り組みでした。

10年ぶりの日本出身力士の優勝ももちろんニュースですが、

個人的にぐっと胸が熱くなったのがライバルの祝福場面。

中学時代から切磋琢磨してきた豊ノ島が

初優勝を決めて引き上げる琴奨菊を花道で待ち受け、

がっちり抱き合いました。

ああ・・・いいわぁ・・・男の友情(涙)。

テレビ中継がとらえた場面に涙線が一気にゆるむ。

「優勝して一番嬉しく、一番悔しい人だが、

早くおめでとうを言いたかった」。

豊ノ島のコメントを朝刊で読んで、また涙(笑)。

ライバルの優勝をがっぷり四つで祝福する男っぷりに惚れてしまう。

久しぶりにお相撲で泣かせてもらいました。

優勝した琴奨菊といい、潔さが素敵な豊ノ島といい、

誠実な人柄が相撲や表情ににじみ出ています。

大相撲の新たな魅力に気づいたファンも

多かったのではないでしょうか。

「やはらかに 人分けゆくや 勝角力(かちずもう)」

今朝の天声人語が琴奨菊の初優勝に

高井几菫のこんな一句を贈っていました。

怪我にも年齢にも負けず努力精進を続けた力士に

実にお似合いの句です。

雪景色の日本列島に遅咲きの菊が咲きました。

春遠からじ。

(写真は)

春よ、来い。

苺大福に春への思いをのせて。

それにしても、美味い。

苺大福、和菓子界最大の新発見だと思うよ。