菜の花畑に降る霰

寒い・・・。

札幌は昨日で12日連続真冬日。

今日も最高気温は-2℃の予想ですから

ありゃりゃ、13日連続になりそう。

寒いわけです。

しかし上には上が、いや下には下が。

道北の朱鞠内では-28.7℃、全国今季最低気温を観測、

寒いを通り越して「凍れる(しばれる)」朝でしょう。

暦通りの寒中が続いていますが、

道産子たるもの、しっかり冬を乗り切ってまいりましょう。

そうそう、まずはしっかり食べて。

ということで、昨夜早速作ってみたのが

さく・とろ・ふわ・・・な食感が楽しい卵焼き。

北海道特産「ナガイモの厚焼き玉子」であります。

たまたまテレビの料理コーナーで見かけたのですが、

暮れに頂いた農家直送のナガイモもあるし、

プチ晩酌のおともにもなるしと、早速チャレンジ。

作り方は実にシンプル。

ナガイモを5mm角に刻んで、酒、味醂、塩少々加えた卵に混ぜ、

あとは丁寧に厚焼き卵に仕上げていくだけ。

テレビの料理の先生も「簡単ですよ~」なんて言いながら

くるくる何てことなく焼きあげていましたが、

角切りのナガイモが入っているので、

慣れていないと巻き上げるのがちょっと難儀かも。

だがしかし、

幼稚園&中高と毎朝息子の弁当作りをしたもんね~、

卵焼きはお手のもの(笑)。というか、多少失敗しても

キッチンペーパーかまきすできっちり巻いておけば大丈夫。

余熱でちゃんとキレイな形に収まってくれるのです。

そう、卵焼きはいくらでもリカバリーできるのよ~。

初心者も恐れず挑戦しましょう。

というわけで、何重にもキッチンぺーパーで巻かれて、

ミイラのように(笑)リカバリーされた「ナガイモの卵焼き」が完成。

荒熱がとれてから、食べやすい一口サイズに切り分け、

さあ、いただきます。

さく・・・とろ・・・ふわ・・・。

柔らかい卵とサクサクのナガイモの食感のコントラストが実に楽しい。

こんなに歯触りが楽しい卵焼きはじめてかも。

ややお上品な薄味に仕上げたのですが、

ほんの少しお醤油を垂らすとまた美味。

ナガイモの風味が引き立ちます。

大根おろしを添えたり、海苔を巻きこんだり、

そうそう、桜海老入れても美味しそう。

刻むかおろすしかなかったナガイモの新しい食べ方を発見。

北海道は日本一のナガイモ生産地。

豊かな大地と昼夜の寒暖差がきめ細かく真っ白で

粘りのある良質のナガイモを育ててくれるのです。

ジアスターゼやアミラーゼ、カリウムにムチンなどなど、

優れた栄養成分が含まれ、消化吸収に優れたナガイモは

昔から「山薬」とか「山うなぎ」などと呼ばれ、

体を元気にしてくれる頼もしい存在。

寒さで縮こまった心身が

ひと味違った卵焼きでほくほく温まりました。

さくとろふわたま。

ナガイモの卵焼き。

はまりそう。

(写真は)

角切りの白いナガイモが面白い。

菜の花畑にふった霰(あられ)のよう。

寒さの底で春を思う。