小麦畑でつかまえて

「小麦畑」でつかまっちゃった。

オリンピックメダリストも

滑舌には苦労したようです。

言いにくいよね~、「小麦畑」(笑)。

フィギュアスケートの高橋大輔選手が「朗読」に挑戦。

朝の情報番組の芸能コーナーで観た映像、

全身を使った表現力で人々を魅了したメダリストが

「星の王子様」の世界を一生懸命「声」で表現していました。

ちょっと低めの抑えたトーンがなかなか素敵。

作り過ぎないナチュラルさもいい味を出しています。

しかし、芸能ニュースは「オイシイ」部分を見逃さない。

ご本人が一番苦労したという「滑舌」に七転八倒する場面を

しつこく連続で編集、テレビって、ほんとイジワル~(笑)。

大ちゃんがハマってしまったカミカミ地獄が「小麦畑」。

こ・む・ぎ・ば・た・け。

言いにくいよね~、噛みますよね~。

こむ・・こむげ・・・、

こむっ・・・こむぎが・・・、

こむげ・・・(沈没)。

わかる、わかります、「小麦畑」は鬼門ワードですよね~。

アナウンサーだって言いにくい。

新人アナなら噛まないように下読みで要チェックするでしょう。

「む」と口をすぼめる発音の後に

「ぎ」という、よりによって鼻濁音が続き、

「ば」と一気に口を開く破裂音が連続する。

口の体操を十分にしていないと、かなりの確率で、噛む。

超一流アスリートも口輪筋のコントロールは勝手が違うようで、

「小麦畑」に完全につかまっちゃってました。

わかります、わかります、発音しにくい言葉なんです。

話し方セミナーの講師などで伺ったとき、

「どうしたら滑舌がよくなりますか?」とよく聞かれます。

その人の発音の仕方によって方法は色々ありますが、

ほぼ大抵の場合に当てはまるのが「スピード」です。

不思議なもので、苦手な言葉、噛みそうな言葉に限って

早く発音しようとあせり、結果、やっぱり噛んでしまう。

そう「小麦畑」のくだりで急に早口になっちゃうのです。

つまりは、通学途中のよく吠える犬、です。

あそこの家の前にはワンワン吠える犬がいて、

やだな~、やだな~と緊張するあまり、

つい小走りに通り抜けようとして、

つまづいて転んでしまう子供の心理と同じ。

苦手意識からつい駆け足になって余計噛んでしまう。

カミカミの悪循環、吠える犬理論(笑)です。

言いにくい言葉だからこそ、

走らずに気持ちゆっくり、丁寧に一音一音発音すると

あ~ら不思議、意外にすんなり言えちゃったりします。

苦手だからと走って逃げようとすると

かえってつかまっちゃうってことですね。

ま、言葉に限らず、苦手意識克服の肝は同じかもしれません。

だから「小麦畑」は走らないで。

ゆっくり黄金色の景色を眺める余裕をかましましょう(笑)。

小麦畑でつかまらないで、ね(笑)。

(写真は)

寒中にふさわしい超真冬日続き。

北海道の小麦畑は真っ白い雪のなか。

ああ、ハワイが恋しい。

アロハな太陽に癒されたい。

カフェランチのロコモコの写真で我慢しよう(笑)