上を向こう
東京は雪景色の朝。
関東地方は未明から降り出した雪で、
道路は真っ白、電車はストップ、大わらわの月曜日。
慣れない雪は、大変です。
慣れないのは中継アナも同じなのか、
「もう、真っ白な雪が、積雪しています、
道路にも、雪が、つまっています」。
もう、かみかみ&?言葉の連発。
アナウンサーも人の子、寒さと雪には勝てません。
手袋をする余裕もなかったのか真っ赤になった手でマイクを握り締め
朝の情報番組で必死に生中継する若き女子アナ。
めったにない大雪中継、とまどっちゃいますよね。
めったにない大雪。
北海道なら車も電車も人間も足元は雪対策されていますから、
少しくらいの雪ならど~ってことありませんが、
東京ではスタッドレスタイヤも滑らない冬靴の準備もないでしょう。
どうか、いつもと同じ歩き方は決してなさいませんように。
背筋や膝裏をピンと伸ばす美しいウォーキングは
この際、忘れて下さい。美よりも安全第一。
腰を落とし、重心を低く、膝を軽く曲げ、
慎重に慎重に足を運ぶのが、雪道で転ばない歩き方。
はっきり言って、カッコ悪い。
カッコ悪いが、安全だ。
颯爽とモデルウォークで闊歩するのは
雪が溶けてからにいたしましょう。
それにしても、この大雪、
センター試験にぶつからなくて良かったぁ・・・
受験関係者はほっと胸をなでおろしているでしょう。
「自分の夢まで自己採点しないでください」。
朝刊には毎年おなじみの河合塾の名コピーがありました。
センター試験後の自己採点で「良かった」「悪かった」、
悲喜こもごもだろう受験生に向けたメッセージ。
夢に向かう力がぐっとわいてくる言葉です。
そして、もうひとつ。
「採点したら、上を向こう。」
こちらは東進ハイスクール、東進衛星予備校のコピー。
河合塾の名文句に続く新ヴァージョンか。
できたときは、嬉しくて「もっと頑張ろう」、
できなかったときは、悔しくて「もっと頑張ろう」、
そんなチカラを私たちは、毎年見てます、という内容でした。
いやぁ、塾や予備校のこの「親心」、泣かせますね~。
自己採点後、もしも我が子が落ち込んでいたら。
親は心情的距離が近いので、内心一緒にオロオロしたりと、
なかなかうまいアドバイスなどできないものですが、
そこは受験のプロ、いい言葉を考えつくものです。
「採点したら、上を向こう」。
そうだ、うつむいていてもイイことなんて何もないよね。
上を向けば、喉は楽になり、胸が開く。
胸が開けば、たくさん新鮮な空気が体内に入り込む。
新しい酸素が細胞を元気にし、心身が活性化される。
脳細胞も海馬もリフレッシュ、2次試験に向けて頑張るだけさ。
そうさ、うつむいていたら、大切なものが見えなくなるよ。
あごをそっと上げて、上を向こう。
未来は、斜め上方にある。
(写真は)
全国の受験生にエールを。
雪だるままんじゅうも
応援してます(笑)。

