ビーンtoハート
「Bean to Bar」。
ショコラの新潮流の勢いは止まらない。
有名ショコラティエからトップメーカーまで
今、チョコの世界は「豆」一色。
昨日の朝刊各紙を飾ったある全面広告。
「サロン・デュ・ショコラ・パリで絶賛のチョコレート」と
大きなコピーが躍っています。
去年の秋にパリで開催された世界的チョコレートの祭典で
明治のプレミアムチョコレートが高い評価を受けたという
広告記事でありました。
「サロン・デュ・ショコラ・パリ」の影響力はすさまじく、
その年のチョコレートの趨勢を占うイベントと言っても過言でありません。
世界中の有名ショコラティエが渾身の新作を発表する場であり、
いわば、チョコのパリ・コレ的存在。
その祭典に日本の大手メーカーが出展するのは珍しく、
しかもそのチョコが絶賛されたというのですから、
全面広告を出したくもなりますねぇ。
パリのチョコレート通をうならせたのが
プレミアムチョコレート「明治ザ・チョコレート」。
会場で試食サンプリングを行ったところ、
96%が「おいしい」、92%が「魅力的」と回答。
広大な会場の中でも一際大きな人だかりができたそうです。
世界を魅了したチョコって?
「明治ザ・チョコレート」は
いわゆる「Bean to Bar」に分類されるチョコ。
この製法はカカオ豆から板チョコに仕上げるまでの様々な工程で
こだわり抜いて作られるもので、
有名ショコラティエがこぞって取り組んでいる最新トレンド。
通常は既にカカオ豆を粉砕・発酵したカカオマスという原料から
チョコレートを作ることが多いなか、
大手メーカーがこの「Bean to Bar」製法を採用するのは
非常に珍しいことと言っていいでしょう。
カカオ農園の開拓、選択、豆の発酵、焙煎、
そしてチョコレートバーに加工するまでのすべてに
徹底してこだわったという「明治ザ・チョコレート」。
既に何種類の商品が市販されていますが、
パリの会場で特に注目された自信作、
ドミニカ産のカカオを使用した「ストロングカカオ」が
本日、期間限定で新発売!というのが
華々しい全面広告の目的でした。
で、昨日夕方、立ち寄ったご近所スーパーで
朝見た広告を思い出し、チョコレート売り場を探したのですが、
残念ながら当該商品は見当たらず、
かといって買わずに帰るのも悔しく、
結局既存の「ザ・チョコレート 香るカカオ」を購入。
ははは、何とわかりやすい消費行動でしょう。
まんまと広告戦略に乗せられたのでありました(笑)。
朝、コーヒーとともにこだわりのチョコを一口。
ほぉ・・・お・い・し・い・・・・。
華やかで爽やかな後味が心地よい余韻を残す。
そうか、カカオってフルーツだったんだよねと再認識。
熱帯カカオの果実味をほのかに感じるのです。
さすが「Bean to Bar」製法のチョコレート。
パリで絶賛されたドミニカ産の商品ではありませんが、
十二分に味わい深い、大人のチョコ。
世界的なチョコレートブームで
人気ショコラティエの作品などは一粒が驚くほどのお値段だったりしますが、
カカオにこだわった本格的な大人チョコが
ご近所スーパーで気軽に買えるのはちょっと嬉しいかも。
お正月もあっという間に過ぎ、気づけばバレンタインまであと一ヶ月。
チョコレートの誘惑を振り切るのが難しい季節がやってきます。
カカオ豆にハートを射抜かれる季節。
「ビーンtoハート」
甘いバレンタイン・シーズン到来、です。
(写真は)
「Bean to Bar」のポップが輝いています。
大人の深い味わい。
ウィスキーなど大人のお酒とも
素敵なマリアージュ。
チョコレートの甘い誘惑・・・ああ・・・(笑)。

