ドラマティック・ドーハ

「ドーハの歓喜」!

昨日深夜、テレビの前で

スポーツ紙一面トップの見出しが既に見えた。

サッカー男子、リオ五輪出場決定、

やはりドラマはロスタイムに起きた。

日本時間の昨日夜、U-23アジア選手権準決勝、

日本ーイラン戦がカタールのドーハで行われました。

前半に先取点を取ったものの、CKから同点にされ、

このまま延長戦かと思われた後半ロスタイム、

相手GKがパンチングしたボールを原川選手が左足を豪快に一閃、

低く抑えたミドルシュートがゴール右隅に突き刺さりました!

「やったぁぁぁぁぁ~~~!」

一人深夜のリビングで歓喜の雄叫びを上げた。

劇的なあまりにも劇的な決勝点。

ドーハ、ロスタイム、イラク。

サッカーファンなら誰しも23年前を想起したことでしょう。

日本にとって忘れることのできない「ドーハの悲劇」。

93年W杯アメリカ大会アジア最終予選、

日本は後半ロスタイムに同点弾を決められ、夢が、消えた。

その瞬間、両手で頭を抱えてベンチから転げ落ちた中山選手の姿を

昨日のことのように覚えている。

そのご当人が昨夜の解説を努めていたのも、またドラマ。

あれから23年。

「ドーハの悲劇」の年に生まれた若い選手世代が

それは鮮やかに「悲劇」を「歓喜」に変えてくれました。

「しびれました、出来すぎなシナリオ」と

試合直後のインタビューで興奮気味に語った手倉森監督ですが、

ふと噛みしめるようにこう続けました。

「歴史が、逆転した」。

「彼らはおとなしい世代ですけど、

いつかやってやるという思いが身を結んで、

神様のプレゼントでした」。

「谷間の世代」だの「勝てない」だの言われ続けた彼らの努力を

サッカーの神様はちゃんと見ていて、

最高の舞台で、最高のタイミングで、最高の勝利を用意していた。

しかも歴史の歯車さえ逆回転させた。

「悲劇」から「歓喜」へ。

そう、あれから23年。

時は過ぎた。2016年ドーハのピッチに立つ選手たちの小顔なこと(笑)。

往年のサッカーファンも(私?)昨夜のドラマティックな勝利で

いいかげん「ドーハの悲劇」のトラウマから脱しようではありませんか。

それだけじゃない。

「もっと、強くなります!」。

五輪出場を決めて高揚するインタビュアーに手倉森監督は

お祭り気分を吹き飛ばすように力強く宣言していました。

そうです。

サッカーの神様が逆転させた歴史は

過去へ向かっているのではありません。

もっと強く、もっとたくましく、未来へ未来へ。

今週土曜日の決勝戦、相手は韓国。

勝ってアジア王者となって、リオデジャネイロへ乗り込むんだ。

ドラマティック・ドーハから目が離せない。

(写真は)

えっと、ドーハと何の関係もないけど、

今更だけど、舞茸とバターって合うよね~。

週末の食材使い切りクッキング、

今週は「色々キノコのバター醤油」。

ノンオイルで蒸し煮してから

お醤油、酒、みりん&バターをひとかけ。

カロリーオフで風味はリッチ、お利口なおつまみ。