スモウバウアー
ほぉ~~~!
見事なイナバウアー!
土俵上のバレリーナのようだ。
琴奨菊から目が離せない。
大相撲初場所、大関琴奨菊が1敗を堅持、
10年ぶりの日本出身力士の優勝に大手をかけました。
ふだんほとんどお相撲を見ない私も
昨日の14日目はテレビに釘付け、
で、驚いたのが、「イナバウアー」(笑)。
あれ、有名なんですね~。
立ち合い前、土俵上の琴奨菊が両足を踏ん張り、
ぐわぁ~~~っと上体を大きく弓なりに反らせた。
ひょえ~!荒川静香もびっくりぽんの「イナバウアー」。
大きく重い体が驚くほどしなやかに反り返っている。凄い。
相撲ファンには既におなじみのこのポーズ、
「琴バウアー」とか「菊バウアー」とか、
得意のがぶり技から「がぶバウアー」などど呼ばれているらしい。
満員御礼の場内から大喝采を浴びる「琴バウアー」、
本人によれば緊張をほぐすための動作とかで、
専門家の助言に従って取り入れたものらしい。
ふむふむ、琴奨菊のルーティンってことねぇ~。
しかし、五郎丸選手の例のルーティンはそれなりに真似できそうですが、
琴奨菊の「ルーティンバウアー」(笑)は、ちょっとできそうもありません。
無理して真似すると、ぎっくり腰になりそう。
お相撲さんの体の柔らかさは凄い。
相撲部屋の稽古シーンでよく目撃しますが、
涙の股割の成果で太い両足が180度見事に開脚、
しかも大きなお腹と胸がそのままペタンと土俵につく。
それはまさにパーフェクトな開脚前屈。
その柔軟性、美しいポーズはほぼバレリーナです。。
で、「琴バウアー」ですよ。
これは前屈に拮抗するパーフェクトな後屈ポーズ。
これって、本当に難しい。
単なる体の柔らかさだけではできません。
ヨガやストレッチで苦労しているからよくわかる(笑)。
腰をしっかり支え、その上の胸郭をしなやかに使えないと、
あのポーズはなかなか完成しません。
背骨をしなやかに弓型に伸ばしていくためには
起点となる腰を支える下半身の筋力、
股関節の前面の柔軟性、強くてしなやかな腹筋、
肋骨、肩甲骨の可動域の広さなどなど、
さまざまな筋力、柔軟性が複合的に必要になるのです。
一朝一夕に「琴バウアー」は完成しない。
大きな肉体がガチンコでぶつかる迫力だけじゃない。
あの大きなカラダの見事な柔軟性は
お相撲の特筆すべき魅力です。
立ち合いの所作のひとつひとつが実に美しい。
くっつけたかかとを上げて、両膝を大きく開き、
背筋をまっすぐにしたまま腰を落とす。
いとも簡単にしていますが、鍛えていないと、まず無理。
力強く、美しい所作が完成するまで
親元離れた相撲部屋でどれほどの努力を重ねてきたことか。
バレエも1日レッスンを休むと取り戻すのに3日かかると言われ、
バレリーナは365日練習を欠かさないと言います。
お相撲も同じですね。
白鳥の湖にも負けない
力強く美しい「琴バウアー」。
千秋楽はより見事な反り返りが見られるかも。
不断の努力が作り上げたルーティンにも注目です。
「スモウバウアー」から目が離せない。
(写真は)
照り照り&湯気が美味しそう。
冬の新定番「大根と鶏スペアリブの煮こみ」。
赤ワイン、醤油にトマトケチャップ、
今回はほんの少しの黒糖とオイスターソースが隠し味。
和食のような中華のような洋食のような、どれでもないような、
ボーダーレスで複雑な美味しさの虜。
コラーゲンたっぷりなのも嬉しい。
少しは体柔らかくなる?

