クリスマス・ドリンク
これは、飲むケーキ。
ご馳走のあとでもすいすいイケちゃう。
やっぱり、正しい選択だった♪
クリスマス・トライフル。
年に一度のクリスマス
食卓の最後を飾るクリスマスケーキのセレクトは
どこの家庭でも重要案件と思われますが、
大学生の息子も遠く離れ、平均年齢の高い我が家(笑)、
それぞれの消化能力を考慮すれば、市販のケーキはちょっとヘビー、
というわけで、我が家の記念日定番デザート「トライフル」に決定。
ハリーポッターにも登場するイギリスの伝統的デザートです。
古い英語で「つまらない物」「ささいな事」を意味する「トライフル」は
元々は固くなってしまったケーキにシェリー酒などをかけてしっとりさせ、
果物やイギリスのどこの家庭にもあるカスタードクリームなどを重ねた、
いわば伝統的なリサイクル・スイーツ。
食べ物に感謝する聖夜にふさわしいお菓子かもしれませんね。
ご当地イギリスのクリスマスのお菓子といえば
果物や木の実、ミンスミートと呼ばれる牛の脂を使って作る、
クリスマス・プディングが有名ですが、時代の流れとともに、
ずっしりどっしりなプディングはちょっとヘビーなことから、
近頃ではそれに代わる軽いデザートとして
「クリスマストライフル」が人気とか。
うふふ、ますます我が家にぴったり。
さあ、我が家版「クリスマス・トライフル」、クッキングスタート。
まずは卵、三温糖、牛乳で自家製カスタードクリームを作り、
バットに広げて冷ましておきます。
乳脂肪100%の生クリームに三温糖を加え、泡だて、
ヨーグルトを加えて、爽やかなホイップクリームを準備したら、
果物を準備。イチゴとキーウィーをキレイにスライス。
赤と緑のクリスマスカラーにテンションが上がりますね~。
あとは一気呵成に仕上げていきましょう。
ヴィレロイ・ボッホの大きなガラスボウルの底に
一口大にカットしたスポンジを敷きつめ、
ホワイトラムをたっぷりしみこませたら、
その上にカスタード、生クリーム、果物を重ねていきます。
同じ手順であと2層重ね、最後に真っ白な生クリームの雪原に
赤いイチゴと緑のキーウィーを載せ、ミントの葉をブルーベリーを散らし、
真ん中にサンタさんのピックと柊の葉と金色プレートを飾ったら・・・
我が家特製「クリスマストライフル」の出来上がり。
午前中に作っておいたので、
デザートタイムにはしっとり味もなじんで超食べ頃。
大きなサービススプーンで雪かきみたいにざっくりすくって取り分け、
さあ、いただきまぁ~す。
「スペイン風鶏肉のチリンドロン」に「リバプール風フィッシュ&チップス」
「鮮魚の五香粉カルパッチョ」「オレンジキャロットラぺ」
「パンプキンサラダ」などなど、散々食べてパンパンのお腹なのに・・・
お、美味しい~!するりするする、
クリスマストライフル、いくらでも食べられちゃう!
いや、ここで訂正。
するする、ではなく、ゴクゴク(笑)。
「美味い!コレは、飲めるな!」
傍らで呟いた夫の言葉が実に的を得ています。
ラム酒でしっとりしたスポンジ、カスタード、爽やかな生クリーム
赤と緑のクリスマスカラーの果物たちがしっとりなじんで
お口の中を祝福し、まるで飲むように(笑)喉を通り過ぎ、
満腹のはずのお腹に滑り落ちていくのでした。
カレー好きが「カレーは飲み物」なんて例えますが、
「クリスマストライフル」の軽やかな味わいはまさに「飲み物」?
いまどきのイギリスで人気クリスマスデザートなのもうなづけます。
どんなにお腹おっぱいでも、コレなら、食べられる。
平均年齢の高い食卓でもOK(笑)。
そして嬉しい後日談。
一晩寝かせたカレーがおいしいのと同じように
一晩冷蔵庫で寝かせたトライフルも絶品。
さらに美味しさをいっぱい吸い込み、
スポンジ、クリーム、果物が混然一体、
超リッチなプリンみたいな舌触りになっていました。
クリスマス・トライフルはクリスマス・ドリンク。
翌日もさらに美味しい。
二日酔いとは無縁のおいしい飲み物でした(笑)。
(写真は)
イチゴの赤とキーウィーの緑に隠れて
サンタさんも柊も金色プレートもあまり目立たない?
若干、ウォーリーを探せ状態(笑)。
次は年越しトライフル?
それとも年越しティラミスもいいかも。
美味しい計画は続く。



