リバプール・フライ

今夜のMVPはリバプール・フライ。

BGMはビートルズがお似合い、

タラとじゃがいもとビールで満腹満足、

金曜日の食卓はイギリスに乾杯!

1週間のお疲れを癒す金曜日ごはん。

昨夜のテーマはイギリスの港町リバプール。

NHK「世界入りにくい居酒屋」で登場したお店の名物料理が

あまりに美味しそうでゴックン、再現してみました。

昔は監獄だったという煉瓦造りのゴツい建物を改装したパブは

美味しいご当地ビール「エール」各種や絶品料理を目当てに

地元の人で毎晩賑わう人気店。

樽の中で熟成、飲み頃はわずか三日間というエール・ビール、

「スカウス」という肉じゃが風のリバプールの伝統料理に加え、

そして「うわっ、コレ、絶対、旨い!」と食いついたのが

「フィッシュフィンガーバディ」。

新鮮なタラを使ったフライを「バディ」という地元のパンではさんだ、

いわばリバプール風のフィッシュフライサンド。

常連客のおじさんたちが豪快にかぶりつき、

エールビールで流し込む姿は生唾を誘います。

ビートルズの街らしく音楽関係の仕事していたという店主ポールさん、

名物料理のレシピを日本のテレビに惜しげなく披露、太っ腹。

隠し味のポイント、お店自慢のエールビール。

衣の材料は小麦粉、塩、胡椒、そして・・・、

地下室の樽からつながるコックから注いだビール。

飲み残しなんかじゃない、飲み頃わずか3日間の新鮮ビールで

贅沢に衣を溶いていくのです。

地元ビールの旨み、苦み、ほのかな甘みが味の決め手。

で、仕上げにポールさんが嬉しそうに見せてくれたのが

なぜか袋に浮世絵イラストが入った(笑)「panko」。

そう、日本製のパン粉でありました。

「日本のpankoはキメが細かくて最高、これでなくちゃダメなんだ」とか。

タラの切り身にビールで溶いた衣をつけ、日本のパン粉をまぶし、

後は油で揚げれば出来上がり、とのこと。

よし、金曜日の食卓はポールさんのレシピを頂戴し、

「リバプール風フィッシュフライ&チップス」に決定。

旬のタラに北海道のじゃがいも、今晩の品種は「トウヤ」。

そして季節限定・数量限定の希少な北海道産ビールの登場です。

「サッポロクラシック 2015富良野ヴィンテージ」。

今年収穫された摘みたて生ホップを使った風味高いビール、

先日、頂いたお宝ビールを惜しげなく使っちゃいます。

まずは我が家流に少なめのオリーブオイルで

甘くホクホクの道産じゃがいも「トウヤ」を低温でじっくり揚げ、そ

の後にいよいよ「リバプール・フライ」。

衣には黒胡椒とパプリカ、チリペッパーも少々プラス、

さっとひと塩して身を引き締めた新鮮なタラを

特製衣&ジャパニーズパン粉をまぶし、揚げていきます。

おおお・・・揚げている途中から実に香ばしい。

絶品の予感。

さあ、熱々を日月模様のやちむんの大皿に盛り付け、

冷え冷えの「富良野ヴィンテージ」をプシュッっと開け、

いっただっきまぁ~す!

カリッ・・・サクッ・・・ふわり・・・う~ん!う、旨ぁ~い!

これは人生最高のタラのフライだ・・・。

パン粉をまとった衣がタラの身をしっとり包みこみつつ、

表面はカリカリ&サクサクのクリスピー感がたまりません。

普通に小麦粉、卵、パン粉で揚げたフライだと

お皿の上で徐々にしっとり湿り気を帯びていきますが、

このポールさん直伝「リバプール・フライ」は

食卓の上でず~っとクリスピーさをキープ、

多少冷めても、カリッと感が失われない、不思議だ。

これはやはり隠し味の「ビール」マジックだろうか。

北の海で獲れた新鮮なタラ、

寒い大地で収穫されたじゃがいも、

麦の恵みをたたえたご当地ビール。

どれも北海道とリバプール、自慢の食材ばかりです。

熱々のフィッシュフライ&チップス&ビールに酔いしれる金曜日、

ビートルズの故郷が超ご近所に思えてきました。

♪And I’ll send all my laoving to you

そして、ありったけの愛をキミに送るよ。

「オールマイラビング」の歌詞がふと蘇る。

ありったけの愛をわが北海道とリバプールに。

リバプール・フライ、我が家の新定番になりました。

(写真は)

いくらでもビールが進んじゃう。

黄金色に揚がった「リバプール風フィッシュ&チップス」。

タラとじゃがいもとビールさえあれば生きていける。

あ、それと音楽さえあれば、ねっ♪♪♪