リップスティック

昔、イケイケ、今、お洒落。

彼のためにはつけないけど、

女ともだちとのおでかけにはマストなメイクアイテム、

それは、赤いリップスティック。

今どきは「赤リップ」って言うんだって。

赤いリップといえば、

バブル時代、ボディコンファションの象徴。

肩パットに真っ赤な口紅は当時の女性の鎧みたいなものだった。

アルバムをめくれば、消し去りたい当時の写真が何枚も(笑)。

海外旅行は帰りの免税店でディオールやらサンローランやら、

攻撃的な濃い色のブランド口紅を買いあさっていたっけ。

チェストの引き出しの奥にはあの頃の未使用の口紅が

まだ何本も眠っているはず。

だって、あんなに赤い色、もうつけられないもの・・・。

と、思っていたのはバブルを知る世代だけ?

今、若い女子たちの間で「赤リップ」が大人気らしい。

けさのめざましテレビで渋谷の街角で50人の女子たちを調査したところ、

何と77%の女子が赤リップをつけている、もしくは持っていました。

「赤リップ」普及率、実に8割に迫る勢い。確かに映像を見れば、

カジュアルファッションに身を包んだ若い女性たちの口元が・・・、

おおお~、くっきり鮮やかな赤に彩られています。

なんか、赤リップがすごく新鮮に見えます。

肩パット時代のイケイケ赤口紅とはどこかが違う。

それは「誰を意識してつけるか」が決定的に違うのでした。

「どんな時に赤リップをつけますか」という質問に対して

「女ともだちと遊びに行く時」と答えた女子が48%と断トツトップ。

一方「デートの時」はわずかに8%という結果。

赤い口紅は男性にアピールするためではなく、

女ともだちと遊びに行くためのテンションアップアイテム、なのです。

マリリン・モンローの赤い唇とは「用途」が全然違うのが、

今どきの「赤リップ」。

また女の子だけじゃなく、男子の意識も変化していました。

赤いリップとピンクのリップをつけた女性の写真を見てもらい、

「どちらが好きか」、街角の男子たちに聞いてみると、

「せ~のっ!こっち!」と元気に指差すのはほとんどが「ピンク」。

どうやら赤い口紅に「そそられた」のは一昔前の男たちで、

きょうびの男の子のハートはピンクのナチュラル系になびくようだ。

つまり、赤い唇で男女がどーにかなることはほぼ皆無(笑)、

赤リップをめぐる需要と供給?はうまくバランスがとれています。

シンプルにメイクアイテムとして人気の赤リップですが、

つけ方を間違えると、一気にタイムスリップしてしまう危険も(笑)。

メイクのプロによりますと、

「ガチガチに決め過ぎると、昔っぽくなる」とか。

ファンデーション、アイメイクまで頑張ってしまうと・・・、

ボディコン、ワンレン、ジュリ扇がお似合いになってしまうので、

ポイントは「力を入れ過ぎない」。

薄めにファンデーションを塗ったら、先に赤リップを唇に少量のせ、

指で自然にぼかしたら、その後にアイメイクやチークを施すと

ナチュラルな今風赤リップに、タイムスリップの危険はなくなります(笑)。

合わせるファッションもトレンドのゆるっとシルエットがおすすめ。

メンズサイズのニットにつば広ハットなど、カジュアルアイテムがお似合い。

な~るほどねぇ~。

今どき赤リップ女子たちはどこにも力が入っていない自然体。

ぷるんぷるんのコラーゲン溢れる若いお肌に赤い色がよく映える。

ガッチガッチに肩に力入れていたあの時代のアタシとは違うよねぇ(笑)。

チェストの引き出しの未使用の赤いリップ。

どうしようかなぁ~。

賞味期限はないにしても(笑)、まだ使えるかなぁ。

万が一、使えたとしても、

今つけると、どうしたって「頑張ったオバサン」になる・・・よね。

赤リップ人気を横目に見つつ、なかなか引き出しには手が伸びない。

嗚呼・・・リップスティック。

(写真は)

赤い、トマトソースが映えるマルゲリータ(笑)。

ご近所ショッピングセンターのレストラン街に

超リーズナブルなイタリアン食堂がオープン。

視察がてら、ビールとピザで軽くハッピーアワー。

真っ赤なトマトソースは、得意なんだけどね。

嗚呼、リップスティック(しつこい)。