島バナナのある風景
一気に真夏がやってきた昨日の日本列島、
札幌も最高気温30度を超える真夏日、
ご近所では夏の名物「裏参道まつり」が行われました。
地元のカフェやレストランによる屋台がずらりと並び、
ソーセージにパエリャ、スペインオムレツなど自慢のグルメに
ビール、モヒート、シャンパン、テキーラと夏ドリンク三昧。
気温とともに人々の熱気&食欲もヒートアップ、
札幌裏参道がラテンと化した日曜日でありました(笑)。
夏の沖縄旅から帰ってたら、今度は地元の夏カーニバル、
個人的にはず~っとサマーバカンス継続中のような幸せ気分。
今年の夏はなんだか長くて嬉しいわぁ(笑)。
さてさて、その沖縄旅3日目リポートに戻りましょう。
レンタカーはホテルの駐車場に休ませて、
きょうは日がな一日、のんびりてくてく、那覇散歩を楽しんでいます。
夏の青空に南国の積乱雲が綿菓子みたいにむくむく起き上がってきました。
気温も上がってきたぞ、お腹もすいてきたぞぉ。
沖縄のカルチャーの中心である那覇の街は
美味しい個性的なランチを楽しめるお店もいっぱい。
朝から壺屋やちむん通りから桜坂へ、
やちむんに琉球張子など「沖縄のカタチ」を愛でた後は平和通りへ戻り、
街の中心部国際通りに向かって市場のアーケードをそぞろ歩き。
雨合羽店、洋品屋、マッサージ店にてんぷら屋さん、お菓子屋さん。
地元御用達のお店が天井まで商品を陳列しているかと思えば、
ちんすこう、アグー豚、マンゴーにパイナップルなどなど
観光客向けのお土産屋さんも仲良く同居しています。
このエネルギッシュな雑多感が市場の最大の魅力。
いつ訪れてもテンションがあがる、何度来ても飽きません。
てくてく那覇散歩で心地よい汗をかいたあとのランチは
体にやさしい島野菜ごはんの気分だなぁ。
よ~し、やっぱり、大好きなあのお店にしようっと。
牧志公設市場のあたりで横道に入り、小さな公園を過ぎると
お洒落な高感度ストリート「浮島通り」にぶつかります。
ハイセンスなセレクトショップや隠れ家バーなどが点在し、
紅茶の美味しいカフェやブルターニュのクレープが食べられるお店など
お散歩しながら立ち寄りたいスポットが満載の注目エリア。
この通りのシンボル的存在になっているのが
お目当ての「浮島ガーデン」です。
見えてきた。緑の庇に年月を経た赤瓦の屋根が懐かしく美しい。
築58年の古民家とその庭を再生して生まれた島野菜オーガニックレストラン。
人の手の温もりが染み込んだエントランスのドア、
バーカウンターの向こうには清潔で活気あふれるオープンキッチン。
中庭から流れてくる風、2階へ上がる木の階段、その上の琉球畳のお部屋。
「浮島ガーデン」はお店のどこにいても
沖縄の歴史と風と人の営みが感じられて
心がす~っと澄み渡り、汗がひき、肩から力が抜け、芯からほっとしてきます。
う~ん、ゆるゆる、心がゆるむ~。ここちいい~。
那覇に来ると一度は必ず訪れるお気に入りのお店。
ちょうどお昼どき。
緑濃い植物たちが元気に茂る中庭を眺めながら
のんびりランチメニューを選びましょう。
自然栽培、有機農法に取り組むハルサー(農家)さんが丹精した
採れたて無農薬島野菜や雑穀などを中心にした
心も体も元気になるマクロビオティック島野菜料理が抜群。
肉も魚も乳製品も使わないのに、
本格的で複雑で洗練されたイタリアン、フレンチ、アジアンにアレンジされた
オリジナル料理が豊富に揃っています。
「オーガニックは食べた気しない」、
「精進料理でしょ、味薄いし、物足りないし」なんていう先入観は
一口食べれば、ものの見事に粉砕されるはず。
ほんと、ただ、旨い。理屈抜きに旨い。
波照間産もちきびを使った「とろとろマージン丼」、
久高島高キビ使用の「浮島デージバーガー」、
ゴーヤ&麩&島豆腐&島野菜の「オールスターチャンプルー」・・・
う~ん、どれも魅かれるけど・・・夏の浮島通りランチは、やはりカレーだ。
「島やさいオーガニックスパイスカレー」に決~めたっと。
おおお・・・何と魅惑的な・・・。
運ばれてきたカレーの極楽的スパイシーな香りと情熱的色彩よ。
沖縄の夏の畑がお皿に勢ぞろいだ。
ゴーヤー、紫芋、オオタニワタリ、島人参などなど
夏の恵みをたっぷり受けた島野菜がたっぷり。
その力強い味は絶妙な配合のスパイスの香りに負けることなく、
プチプチ食感が嬉しい雑穀ご飯とともに
お口の中で沖縄の大地の恵みの交響曲を奏でます。
うんまい!
夏だ、沖縄だ、ランチは浮島ガーデン島野菜カレーだ!
あまりの美味しさにわしわし、カレーをかっこみつつ(笑)、
ふとエントランスの方に目を向けると
真昼の太陽が逆光になった空間、
いかにも古民家らしい鴨居に何かがぶら下がっています。
カレーを食べ終わり、スプーンを置いて、近づいてみれば・・・
まあ、かわいい、島バナナ。
ほんのり青い小さなグローブのような実が
何房もたわわに「鴨居」にぶら下がっています。
何と・・・沖縄的な風景でしょうか。
沖縄の風が吹き抜ける古民家レストラン。
美味しい島野菜料理の匂いと幸せな笑顔によって
鴨居にぶら下がった島バナナも
ゆったり甘く熟成されていくのでしょう。
「浮島ガーデン」のもうひとつの秘密のスパイスは
お店の中に流れるゆるやかな「時間」かもしれません。
青い島バナナが揺れる風景。
贅沢この上ないランチを済ませたら、
さあ、またてくてく那覇散歩。
今度は自分のお土産探しに向かいます。
真昼の灼熱の太陽さえ味方につけて
さあ、歩くぞぉ。
(写真は)
青い島バナナがお出迎え。
国際通りのローソンから浮島通りに入って2分。
緑あふれる庭つき古民家レストラン。
マクロビ食わず嫌いの男子も惚れる美味しさ。
お肉を一切使わない名物「ベジタコライス」の
「タコミート」がレトルトで販売開始されていました。
島豆腐と高野豆腐、濃厚な島野菜が奇跡のベジタコミートに。
これさえあれば、札幌で浮島ガーデン気分が再現できるぞぉ。
おひとつ購入っと。

