ディオスバ・ガーンチョ

ディオスバ・ガーンチョ!

インカの神様、ありがとう。

「幻の靴下」が一日遅れで蘇りました。

南米世界遺産の旅から戻った夫のスーツケースから

その姿を忽然と消したと思われていた、私へのお土産の靴下が

昨日、無事、発見されました。

なんてことはありません、

会社用のお土産の袋の中に紛れこんでいたのでありました。

地球の裏側どころか、ごく至近距離にブツはあったわけで(笑)、

「幻の靴下~灯台もと暗し事件」はあっけなく解決。

ディオスバ・ガーンチョとはケチュア語で「ありがとう」の意味。

スペイン語が入ってくる以前、

インカ帝国で使われていたケチュア語は

現在でもペルー、ボリビアでは準公用語として使われています。

可愛い靴下を無事もたらしてくれたインカの神様に

ケチュア語で心からのありがとうを。

一日遅れで手元に届いたアルパカの靴下。

これが、超カワイイ!

アルパカの優しい手触り、鳥や動物を模した独特のインカ文様、

そして鮮やかでいながら、どこかほっとする色使い。

「冬におウチで履くのにいいでしょ?」と夫は言いますが、

おウチ履きなんてもったいなぁ~い。

レギンス代わりに細身のデニムやタイツに合わせるとめっちゃお洒落。

いまどき山ガール達ならほっておかないクオリティであります。

ぺルーの山岳部はこうした温もりあふれる民芸品の宝庫、

布好き、雑貨好き、小物好きにはたまらないところのようです。

私なら、クスコやマチュピチュの遺跡を前に、

民芸品マーケットから一歩も動けないかもしれない(笑)。

手編みの手袋や靴下、ナオト・インティライミ的耳当て付きニット帽に

インカ文様のポンチョやラグ・・・。

「ああ、もう全部欲しい~!」

民芸好き女はアルパカの靴下を握りしめ、

ペルーのガイドブックをめくりながら思わず悶える(笑)。

と、グラビアにある1対の牛の置物にかすかなデジャブを感じました。

現地の市場でもおなじみの牛の守り神を模した置物。

なんでもアンデス地方では屋根の上に置き、

家の守り神としているそうです。

これって・・・そう、沖縄のシーサーとよく似ています。

アンデス版シーサーねぇ~。

ああ、いかんいかん、ガイドブックを眺めている段階で、

民芸品マーケットで足止めされてしまう私。

なかなか世界遺産のページに行きつかない(笑)。

あったかカワイイアルパカ靴下抱きしめて

遥か彼方、南米各地で花開いた永遠なる古代文明を思う朝。

しばし魂は自由にアンデスへ旅立つ。

(写真は)

地球を一周半してきたのか、

一日遅れで手元に届いたペルー土産。

アースカラーに緑、紫、黄色にブルー・・・

素朴な風合いと洗練された配色が見事にマリアージュ。

インカの末裔たちのハイセンスが光ります。