やみつきウルバンバ
と・・・止まらない~、
誰か、この手を止めて~、
ポリポリ、カリカリ、コリコリ、禁断のコーンに伸びる手が、
止まらなぁ~い(笑)。
甘いチョコのお話が続いておりました、
南米世界遺産の旅土産シリーズ、お菓子編、
紅一点ならぬ塩一点(笑)、唯一のしょっぱ系の登場です。
黒いお洒落なデザインの袋入りのスナックの中身は・・・、
う~ん?これ、おなじみのアレじゃない?
おつまみのさ、ミックスナッツに混じっているでっかなコーン、
そう、ジャイアントコーン、これがペルー土産なわけ?
実はこれこそペルーを代表する立派な特産物なのでした。
普通のトウモロコシの2倍はある大きな粒が特徴のジャイアントコーン、
正式名称は「ペルビアン・ホワイト・ジャイアントコーン」。
南米ペルーが原産地、しかも世界遺産の高地都市クスコから
さらに奥に入った標高2900mのウルバンバ村の
ごく限られた地域でしか生産できないという貴重な品種なんだそうです。
何でも少しでもこの地域をはずれると粒が小さくなってしまうとか。
へぇ~、知らなんだ~。
ただのでっかなトウモロコシだと思って
無造作に食べていたのがなんだか申し訳ない(笑)。
ミックスナッツのメンバーの中でも
どっちかというと先発組のピーナッツやアーモンドやカシューナッツに比べて
ガタイのいいジャイアントコーンは地味な控え組的存在でしたが、
これは考えを新たにしなければなるまい。
遥かなペルーの奥地ウルバンバの土壌、気候、日照時間、伝統的栽培方法、
どれが欠けてもこの独特の大粒コーンは作れないのだそう。
2005年には原産地呼称制度によっって
クスコで栽培された独特の性質を持つもののみ、
「ジャイアントコーン」としの販売が許され、
2010年には国によりウルバンバの伝統的な農法が
文化遺産に認定されたそうです。
なんてことない袋入りスナックには国家的なプライドが詰まっていたのだった。
ありがたや。
ペルーの文化遺産的価値を持ったジャイアントコーン、
これがまた、もんのすごく、美味しい!
外側はかなり固めな印象ですが、その歯触りはカリッと小気味よく、
コーンの中は空洞があるので、ハードな外見ほど固くない。
サクサク、サクサク、噛み心地も軽快で、
ちょっと強めの塩加減がたまらなく後をひく。
一粒、もう一粒、ああダメダメ食べ過ぎちゃう・・・、
・・・これでもうおしまいにしよう、でもまたもう一粒・・・、
メビウスの輪のように永遠に続くジャイアントコーンのループ。
「コレ、やばい、めっちゃ美味しいよぉ~」。
ジャイアントコーンに伸びる手が止まらず、悶える私に
「もっと買ってくれば良かった?」と夫が尋ねる。
いやいや!ひとつで良かった!ひとつで十分、
たくさんあったら、永遠にこの手が止まらないものぉ~。
地球の裏側に潜んでいたキケンな(笑)メビウスの輪。
クスコの奥のウルバンバでしか作れないしょっぱ系スナック、
ジャイアントコーン、
ペルーに行く友人がいたら、お土産リクエストにお勧めです。
が、爆買いはキケン、あるだけ食べちゃうよぉ、きっと(笑)。
(写真は)
見た目はフツーのスナック。
しかしこれまで食べたジャイアントコーンとは
比べ物にならないほど、香ばしく歯ごたえが軽快だった。
マイ・ベスト・ジャイアントコーン。
いつかどこかで再会できるだろうか・・・。

