めんとりことば

もう、6月なのに夏みたいな、

ホント、半袖でオッケーみたいな、

きょうのお昼は冷たい麺にしちゃう?みたいな、

えっ?連発してる?みたいなみたいなって、使い過ぎみたいな?

今朝のめざましテレビの「ココ調!」は実に興味深いテーマ。

若者言葉のド定番、「みたいな」をフォーカス。

確かにいまどきの若者たちの会話は「みたいな」のオンパレード。

というか、私自身も無意識にいつのまにか使っていたりするかも。

アナウンサーのくせに自覚症状はないのが、コワい(笑)。

街角調査では3分間に23回「みたいな」を連発していた若者もいました。

それだけ頻繁に使われるということは、

言葉として便利で使い勝手がいいという証でもあります。

当世「みたいな」言葉の用法は主に三つ。

①断定できない、自信がないとき

②無意識

③相手に同意を得たいとき、とのこと。

「ぶっちゃけ、語尾をどーしていーかわかんないしー」なんて

実に正直な理由もあがっていましたが、

つまりは会話をスムースに続けていくための実に便利なツール。

一方、断定を避ける、責任があいまいといったご意見もありましょう。

確かにTPOもわきまえず「みたいな」を連発、

語彙が貧しくなるのは避けたいところですが、

こうした会話をまるめるクッション言葉は何も若者言葉だけに限りません。

英語だって「you see?」なんて、

なんとな~く同意を求めるフレーズをはさむでしょ。

会話を円滑に転がしていきたいという気持ちは万国共通、各世代共通。

「みたいな」とか「you see?」みたいな(笑)言葉は

面取りされた野菜によく似ている。

カレーやシチューのじゃがいもや人参、おでんの大根、

切りっぱなしよりも、切り口の角を落として面取りしてあげると

とんがった角と角が鍋の中でぶつからないから

煮崩れもしないし、見た目もきれいに仕上がります。

コミュニケーションを円滑にすすめたい心理が生んだ便利ツール、

「みたいな」はいわば、面取り言葉かもしれません。

ただし、過ぎたるは・・・には要注意。

あまり面取りしすぎると、角が丸まって丸まって丸まって

せっかくのじゃがいもも大根も形がなくなってしまいます。

「みたいな」の過剰使用は会話の中身を損なう可能性もありますので、

用法、用量には、ご注意ください(笑)。

みたいなに足元すくわるみたいな?

(写真は)

もしかして人生初だったかも、みたいな?

回転寿司のド定番「海老マヨ」軍艦寿司。

海老とマヨネーズと海苔。

美味しい東西文明の融合に

プチプチのとびっこが華を添える。

誰が発明したんだろ。ニッポンは凄い。