1ミリ饅頭
ん?新商品?
この季節らしいパープルの包装に目が止まりました。
初夏のライラックや藤の花のような包みの中は
どうやらお饅頭のようですが、ただものではなさそう。
「粒餡」にこだわりぬいたニューフェイスでありました。
その名も「薄皮饅頭 きたろまん」。
「きたろまん」・・・聞き覚えがあるような・・・
そうです、そうです、道産小豆の期待の新品種ではありませんか。
北海道立農業試験場が開発した「きたろまん」は
病冷害に強く、粒も大きく、収量も多いことが特徴の小豆。
お菓子の「もりもと」がその「きたろまん」の特徴を生かして作ったのが
4月に発売されたばかりのこのお饅頭でありました。
これまでの「冷やしあずき」や「最中」に続く第三弾となる「薄皮饅頭」。
粒が大きく、ふっくらしていて、
色が明るくきれいな「きたろまん」の魅力を最大限生かし、
炊き方や製法にこだわりぬいて作った粒餡がご自慢とか。
こしあん派の私ですが、粒あんに目がない夫のために早速購入。
なんと良き妻だろう(笑)。
初夏の夕暮れ、緑茶を淹れて、夫婦差し向かいで、いざ、実食。
「はい、もりもとの新商品」
「ふ~ん、きたまろん?」
「違う違う、きたろまん」
平仮名くらい、ちゃんと読みなさいっつーの(笑)。
とにもかくにもパープルのパッケージを開けると・・・、
これは、まあ、何と極薄の薄皮饅頭でありましょうか。
道産小麦「きたほなみ」を使った生地は
見た目1ミリもないのではないかと思うくらい極薄、
「きたろまん」の本来の味を味わえるように「餡」を主役にするために
出来るだけ薄く仕上げられていました。
では主役のこだわりの粒餡をいただくとしましょう。
少しフラットな薄皮饅頭をせ~ので、一口。
「お、おおお~・・・、これは・・・」。
向かいの夫も言葉を失っている。
「むむむ・・・これは・・・粒餡と言うよりも・・・もはや」
そう呟く私に夫が続けた。
「・・・もはや・・・甘納豆に近い」。
ザッツ ライト!イグザクトリー!おっしゃる通り、
この豆豆しさといったら、もはや甘納豆のような食感なのでした。
粒の大きさ、ふっくらさが見た目でも食感でも大いに実感できる、
小豆の粒がごろごろ入った甘さ控えめの粒餡。
こんな粒餡にはちょっとお目にかかったことがありません。
お饅頭を食べているというよりも
小豆という「お豆さん」をしっかり味わっている満足感が。
黄金色の薄皮饅頭を一口頬張れば、
広大な大地に広がる十勝の小豆畑が目に浮かんできます。
控えめサイズの極薄皮1ミリ饅頭、
おひとつ110円で北海道農業の実力を実感できます。
「この豆豆しさは金メダルだね~」と話しかけた私に夫が答えた。
「うん、なかなかやるね、きたまろん」。
き・た・ろ・ま・ん!だっつーの(笑)。
(写真は)
この春新発売の「薄皮饅頭 きたろまん」。
北海道の小豆の実力をまんま、味わえます。
そうそう、「きたろまん」、
ポリフェノールの含有量も従来品種よりも多いとか。
美と健康にも寄与するエース小豆ですね。

