ハグのカタチ

朝一番、まずは一月をめくることで始まりました。

2015年の新しいカレンダーに掛け替えたのはついこの間だったのに、

早くもひと月が過ぎ、今日から二月如月です。

雪消月、梅見月、そして衣更月

冬と春の予感が共存する二月はさまざまな風流な異名がありますが、

今朝の感覚は、衣更月、かな。

立春まじかとはいえ、まだまだ寒い北海道の二月は

衣(きぬ)を更に着る月だから、「衣更月(きさらぎ)」。

ぷっくり重ね着しながらのお散歩途中、ふと目にした梅や桜の木は

胸の高さまで除雪された雪山に覆われていました。

「梅見月」とも呼ばれる二月ですが、

「雪に負けずに春までがんばれー」と思わずエール。

北海道人的には花咲く春を「夢見月」であります。

だからこそ、人の温もりがいとおしい。

今朝の新聞に「ハグ」について書かれた読者エッセイが載っていました。

70代のその女性はかつて留学生のホストマザーをしていた頃に

欧米の習慣である「ハグ」を体験、一瞬で心が伝わる素敵さを知り、

遠くで働く独身の次男が帰省したときには「ハグ」で迎えるそうですが、

既婚の長男には「お嫁さんの手前」、どうにも遠慮してしまうとの内容。

わかる、わかる、わかるな~、その気持ち。

私も「ハグ」は素敵な習慣だと思います。

先日、旅友R子ちゃんと再会した時も、嬉しさで自然に「ハグ」しちゃったし、

大学生の息子が帰省した時は、迎える時も、送り出す時も

でっかな図体をひしっと「ハグ」してしまいます。

再会の嬉しさ、親愛の情、別れの淋しさ、

心の奥から溢れる思いを言葉では表しきれないとき、

思わず、自然に、両手がま~るく開いて、相手を丸ごと抱きしめたくなる。

体全体で感じる相手の体温、呼吸、懐かしい匂い。

一瞬の「ハグ」はたくさんの幸福感を運んでくれます。

「幸せホルモン」と呼ばれβエンドルフィンや

安心感を与えるセロトニン、快楽物質であるドーパミン、

慈しみホルモン「オキシトシン」などが分秘されるからとも言われますが、

何だか知らないけど、安らかなイイ気持ちになるのは確か。

しかし、息子の嫁や彼女の前だとしたら・・・う~む、それは母として、

いささか「ハグ」を躊躇する気持ちもわからなくもない。

「いやだ、お母さまったら、息子とハグしてうっとりしてるわ」なんて

嫁に思われたらどーしようとか、勝手に気を回してしまうせつない母心(笑)。

いやいや、お母さま方、「ハグ」は友好を示す人類愛の証。

嫁や彼女の前でも堂々と「ハグ」しちゃいましょうよ。

で、同時に嫁や彼女も「ハグ」しちゃいましょう。

人類愛、人類愛♪

「ハグ」は平和のカタチだ。

両手をま~るく開いた姿には防御も敵意も存在しない。

こちらの心をフルオープンにして、相手の存在をまるごと受け止める。

心臓と心臓が近づいて、お互いの鼓動を感じる。

お互いがかけがえのない命ある存在であることを一瞬で実感する。

抱き合うことでたくさんの幸福を感じる。

愛しているよ。

あなたが大切だよ。

元気でいてね。

また会おうね。

心の声をカタチにしてくれる「ハグ」。

ためらうなんて、もったいないよ。

「ハグ」は平和のカタチ。

(写真は)

今週の夫の出張土産は旭川のおいしい黒糖饅頭。

買ってきてねーと言い忘れていたのに、以心伝心?

ありがとーって思わず「ハグ」、はしなかった(笑)。

身近過ぎると、つい忘れがちな「ハグ」。

すまん、すまん。