うしろめたい味

今日は節分、立春イブ。

豆まきして、恵方巻買って、たっくさん福を呼び込みましょう。

今年の恵方は西南西、我が家から見るとま~るいお山が見える方角。

ふ~ん、あちらを見て、無言で丸かじりしなくてはならないわけね。

お喋りしたら福が逃げていくって言いますからね~。

今日の夕飯は家族みんな無言の団欒という家庭が急増か?(笑)。

さて、色々な種類の恵方巻きが並んでいるスーパーの店先で

節分には何の関係もありませんが、注目のスイーツを発見しました。

メロンパンの皮だけをクッキーにした「メロンパンのクッキー」。

元祖は去年の秋に山崎パンが関西で先行発売して話題になった

「メロンパンの皮~焼いちゃいました」、あまりの人気に即全国発売、

他メーカーからも後続商品が次々と出されておりましたが、

北海道の製パンメーカー、ロバパンも参入したようです。

どれどれ、早速おひとつゲットしてきました。

袋のデザインもビジュアルもメロンパンを踏襲。

しかし、メロンパンよりは軽い、薄い、直径も小さい。

当たり前だ。メロンパンの美味しいとこ、

あの甘~い皮の部分だけをイメージして作っちゃったお菓子なのだ。

袋を開けて取り出せば、おおお、見た目はメロンパンの皮のまんま、

香りもメロンパン、そのお味は・・・ザクザク&シャリシャリ。

メロンパンの皮をしっかりめのソフトクッキーにしましたという感じ。

メロンパンの皮そのままというよりはメロンパンの皮にインスパイアされた

パンとは別次元のクッキーといった方がいいかもしれない。

が、これはこれで、美味しい♪

それにしても最初に「メロンパンの皮」を商品化しようした発想が凄い。

思いついた人はきっと子供の頃、甘い皮の部分だけむしりとって食べて、

「もうそんな食べ方しないの、パンのところもちゃんと食べなさい」なんて

親に叱られた経験があるに違いない(笑)。

そう、「メロンパンの皮だけ食べ」、

一度はやってみたことない?もしくはやってみたくなかった?

こいつは子供の欲望がそのまま現実になっちゃった実にいけない商品だ。

「え~っとぉ、皮だけ食べちゃうなんていいのかなぁ~」という「後ろめたさ」が

この「メロンパンの皮」大ヒットの要因なのだろう。

甘さに隠されたほんの少しの背徳に人は惹きつけられるのだ。

いわば「後ろめたい味」。

ちょっと「昼間のビール」に似ている(笑)。

そうだ、皮には後ろめたい誘惑がある。

メロンパンだけじゃない。

かりっかりに焼かれた塩鮭の皮。

鮭の旨さと脂が凝縮したちょっと血合の部分が残るあのシャケの皮。

白状する。私は大好物だ。プロフィールには書けないが、大好きだ。

もちろん、身を先に食べて、一番後にお楽しみに味わうのがお約束。

罰あたりにも(笑)皮を残す夫の分を奪って

二枚いっぺんに食すことも珍しくない。

そして、いささか後ろめたくなる。

そうだ、後ろめたいものは、美味しい。

グルメ本には書いていないが、

それは真理だと、節分に、思う(笑)。

(写真は)

節分の日になんでメロンパンの皮について熱く語るのか、

自分でもよくわからないが(笑)、

これがロバパン版の「メロンパンのクッキー」。

(「の」がちっちゃいのが可愛い)

食感は森永の「ムーンライトクッキー」に似てるかな~。

でも味と香りはメロンパン。

後ろめたさが、たまらないお菓子だ。