上州プライド
上州のからっ風が
美味しいうどんを北海道まで運んでくれました。
群馬に住む大学時代の友人が送ってくれた
「花山うどん」です。
群馬は四国と並ぶうどんの名産地。
上州名物のからっ風と豊富でおいしい地下水、
そして良質な小麦がたくさんとれる豊かな土壌など
美味しいうどんを作りだす自然の恵みにあふれていて、
「上州三大うどん」なる黄金トリオも存在します。
自慢のご当地うどん専門店が県内に軒を連ね、
観光バスの人気ランチスポットになっています。
ずいぶん前になりますが、群馬を訪ねた折に連れていってもらった
民芸風のうどん屋さんも美味しかったなぁ。
で、その「上州三大うどん」とは
伊香保温泉近くの水澤観音の門前にある「水沢うどん」と
桐生市を中心としたやや太めの「桐生うどん」、
そして館林市の「館林うどん」の三つ。
今回我が家に届いた「花山うどん」は
この「館林うどん」を代表する創業明治27年の老舗で
2013年のU-1グランプリでは堂々の日本一に輝いた
上州のエリートうどんであります。
彼女からは以前「水沢うどん」も送ってもらいましたから、
これで上州三大うどんのうち、
ふたつを制覇する名誉に恵まれたわけです。うふふ。
花山うどんの歴史をひもとけば
大正14年には天皇家にも献上され、
昭和30年代には南極昭和基地にも携行され愛用されたとか。
ふ~む、ちょうど映画「南極物語」の時代、
感動秘話の陰に上州うどんあり、なわけね。
ちなみにU-1グランプリを獲得したのは
大正期に製造されていた幻のうどん「鬼ひも川」。
倉庫から見つかった古い文献を頼りに
5代目が復刻に取り組み、
幅5cmの超幅広うどんを忠実に再現したものでした。
上州には讃岐や稲庭に勝るとも劣らない
うどん物語がたくさんあるのですね。
実は群馬県の小麦生産量は全国2位。
花山うどんがある館林市は
あの日清製粉の創業地でもあります。
小麦に対する誇りには並々ならぬものがありましょう。
上州のプライドが詰まった花山うどん、
忙しい年末には超嬉しい贈り物、
うどん好きの息子が帰省したら、
たっぷりゆでて家族みんなでいただきましょう。
(写真は)
学生時代の友からの到来物。
上州名物「花山うどん」。
うどんのように
長く腰が強い友情に感謝。
ありがとね。
ごちそうさま。



