クリスマス断食

ああ、冬至だったのね~。

昨日、実家の母から届いた冬至かぼちゃで気づく始末(笑)。

無病息災を願って、ありがたく戴きました。

かぼちゃとあんこを別々に。

そうなのです。

かぼちゃもあんこも大好きなのに、

両者を合わせた冬至かぼちゃのお汁粉だけは、苦手なのです。

これは食い意地のトラウマ(笑)。お恥ずかしい話ですが、

子供の頃、大好物のかぼちゃ汁粉を母の制止も聞かず、

お仏壇のお下がりの分まで食べ尽くしたあげく、

翌朝、食べ過ぎによる人生初の「胸やけ」に襲われ、

それ以来、かぼちゃのお汁粉が食べられなくなってしまったのでした。

まったく、ただの食いしん坊のなれの果て。

何十年たっても、いまだにかぼちゃと小豆がドッキングすると・・・

なんだか胃のあたりが重~く感じられる・・・ような気がして。

よって、こんないやしい娘のために、母は毎年の冬至に

かぼちゃとあんこを別々の容器に入れて差し入れてくれるのでした。

親というのは、ありがたい。

ありがたいが、その度にお決まりの口上のように

「あの時、あんたは止めるのもきかずに食べ過ぎてねぇ~」と

毎度、同じ話をリフレインするのは止めてもらいたい(笑)。

というわけで、昨日は薄甘く炊いたかぼちゃをつまみ、

そののちに甘さ控えめの小豆を午後のおやつ代わりに美味しく戴き、

無事に冬至を過ごさせて戴きました。

で、夕食は、アダムとイブのリンゴで我慢我慢。

そう、クリスマス断食であります。

今年の我が家のクリスマスは本日23日決行、

ということは、間違いなく超カロリーオーバーな祝日になるわけで、

冬至のおやつを食べた後は、明日に備えて、プチプチ断食(笑)。

前日から断食って、いったいどれくらい食べる気なんだ?と、

自分で突っ込みたくなりますが、

クリスマス断食は妻だけではなかった。

夫は今朝、お餅2個入りの冬至かぼちゃを食べて以降、

本日のランチは抜いて、夜に備えるらしい

普段、夫婦二人、質素なシニア食生活ゆえ、たまのご馳走となると

入念なコンディション調整が必要なのであります(笑)。

本来、クリスマス・イブはキリストのご降誕という大祝日に備えて

断食する潔斎の日とされていたとか。

世界各国を見てもイブの日の食卓は豪勢な肉料理よりも

身近でとれた魚を使った質素なものが多くみられます。

南仏などの棒ダラ料理やチェコでは鯉料理が定番

イタリアでは7種類の魚を食べるという地方もあるようです。

そんな各地のクリスマス料理を調べていると

おっと~、実に興味深い逸話を発見。

チェコではイブの日、朝から肉を食べずにいると

夜に「金色の豚」を見ることができるという言い伝えがあるとか。

なんとクリスマス断食を頑張ったものの前には「金色の豚」が出現するとな。

空きっ腹が見せた美味しい幻覚であろうか。

リンゴと冬至かぼちゃだけで我慢した夫婦の前には

クリスマス・イブイブの今宵、

いったい、どんな輝く存在が姿を現すことだろう。

な~んて、クリスマス前の妄想はこの辺にして、

お料理に取りかかるとしますか。

コック・オ・ヴァン(鶏の赤ワイン煮込み)用に冷蔵庫で一晩、

香味野菜と赤ワインでマリネした鶏肉もいい湯加減、いや色加減、

日中も氷点下の真冬日、

六花模様に凍てつくガラス窓を眺めながら、

のんびり、ことこと、クリスマスのご馳走作りをはじめましょう。

皆さまも、素敵なクリスマス・イブイブを♪

(写真は)

先日の忘年女子会での一皿

「北海道産色々お肉のラグー」。

多分、豚肉、牛肉、えぞ鹿肉の三種類は入っているはず。

ちょっとスパイシーなラグー(煮込み)は

素朴な粉吹き芋と抜群の相性。

こんな美味しい食材を生み出す大いなる大地に感謝。

クリスマスのご馳走は、

感謝の心を思い出すためにあるのかもしれません。