おとなブーツ

今日がクリスマス当日だというのに、

朝刊の新聞折り込みチラシは一斉に年の瀬ムード。

おせちの材料にカニやイクラやマグロや黒毛和牛などなど

お正月用の豪華なごちそうがずらりと並んでいます。

明日にはクリスマスリースをお正月リースに付け替えて、

さあ、もういくつ寝ると・・・2015年かぁ、あせる(笑)。

でも、この年の瀬は足元ぽかぽかで過ごせます。

イイ年した私たち夫婦にもクリスマスプレゼントが届きました。

暖かそうなルームシューズ。

実家の母サンタからのプレゼントです。

私はANNA SUIのきれいなパープルのニット製。

夫のはノルディック柄が今年らしいラルフ・ローレンのもの。

へぇ~、メンズのもこもこシューズもあるのねぇ~。

省エネ、環境重視の時代をよくあらわしています。

帽子をかぶっただけでセーター1枚分温かくなるなんて言いますが、

こうしたルームシューズを履くと本当に体中がぽかぽかしてきます。

愛用していた先代シューズがかなり疲弊してきていたので、

グッドタイミング、しかも足首まですっぽり覆うブーツタイプなのが嬉しい。

クリスマスにいそいそとニットのブーツに足を通していると

ふと、思い出しましたよ、幼き日のあの紙製のクリスマスブーツを。

お菓子などがつめられた可愛らしいクリスマスブーツ。

この時期のスーパーやデパートやお菓子屋さんではおなじみですが、

外国の人は「???」と首をかしげるクリスマスグッズ、

実は日本独特の存在、世界広しといえども、

日本のクリスマスでしかおめにかかれない、ある意味レア物。

このクリスマスブーツの発祥の地と言われるのが

滋賀県草津市の草津駅西口商店街。

今から50年ほど前に、商店街にある近商物産という会社が

売り出したのが始まりと言われています。

当時、ツリーの飾りに靴下やブーツがぶら下げられているのを見て、

これを大きくしてお菓子を入れたらどうかと思いついたのがきっかけ。

当の会社は「発祥と言われているけれど、確かな文献はありません」と

控えめなコメントを出しているようですが、

その大きさや形は当時からほとんど変わっていないそうです。

というわけで、ほぼ発祥の地、当の商店街では

毎年「クリスマスブーツギャラリー」などのイベントも開催。

日本独自の可愛いクリスマスの伝統を今に伝えているそうです。

そうかぁ。50年前かぁ。思いきり昭和、ですよね~。

子供の頃、すっごく憧れて、親にねだったけど大体却下(笑)、

おそらく親戚とか知人のおじさんとかが買ってくれたのでしょう、

ある年、とうとう手に入ったクリスマスブーツ、

中のお菓子を(実はそうたいしたものは入っていなかったが、笑)、

少しずつ少しずつ大事に食べて、クリスマスが終わった翌朝、

ツリーを片づける横で、長年温めていた計画を実行した。

そう、昭和の子供ならだれもが必ず試していたはず、

紙のブーツを、履いて、しかも、歩いてみたのだ。

小さな足だから、まだ入ったのね。

でも人間の足を入れることは想定していないから

足首のところが超窮屈で曲がらない、しかもつま先がすぐつかえる。

しかし、子供は、めげない。

むりくり、ボール紙製のブーツに入れた足で一歩を踏み出す。

足首が、つま先が、痛い、すべる、ぐ、ぐしゃ・・・はかない音がして、

クリスマスブーツは壊れ、おバカな子供がツリーの横で転がる。

「もう、だからやめなさいって言ったでしょう」、お決まりの親の小言(笑)

どこの家でも繰り広げられたであろう、

昭和のクリスマス明けの風景かもしれませんね~。

すっかり大人になった今、

足首まですっぽり覆ってくれるニットのブーツは

つま先も足首もぽかぽか快適。

お菓子を食べた後のブーツに足を入れるなんて

罰あたりなことは、もう決していたしません。

おとなブーツに誓うクリスマスの朝です(笑)

(写真は)

セーター1枚分以上はぽかぽか効果がある

あったかルームシューズ。

メンズだって足元の冷えは辛いよね~。

冬のお助けアイテム、

我が家の夫婦(めおと)ブーツ。