あこがれおでん
ラーメン、おでん、焼き鳥にちゃんこ鍋も。
世界に自慢したい庶民派グルメが堂々掲載です。
5日に発売される「ミシュランガイド東京2015」、
5000円以下で質の高い食事を提供する店「ビブグルマン」に
初めて和食のカテゴリーが追加、
コスパ&満足度の高い日本のごはんやさん200店が並びました。
ちなみにフランス料理、日本料理にすし店など
12店掲載された最高評価の三つ星店は、
ディナーの平均単価は1万5000円~3万円超、
よほどの慶事でもなければ(笑)足を運ぶことは少ないかもしれませんが、
5000円以下の「ビブグルマン」店なら気軽にのれんをくぐれそう。
今回掲載された「狩の川」とかいうおでん屋さんが
今朝のテレビで紹介されていましたが、何ともイイ感じ、
思わず通いたくなるような佇まいでした。
夫婦二人で切り盛りするおでんが自慢の小さなお店は
カウンターとテーブル席が少しのこじんまりした店構え。
こざっぱりした白衣にきちんとネクタイをしめたご主人と
着物に白い割烹着がお似合いの奥さん、
その清潔なみなりを見るだけで、もうこのお店は間違いないと確信できる。
上品な色合いのおでんはどれも魅惑的、
特に三日間煮込んだ大根は箸をいれると
芯までだしが沁み込んでいるのが映像からもよくわかります。
これは、家ではできない、食べられない一品ですね~。
いやね、おでんは作りますよ。冬場の定番でありますよ。
しかしね、このご時世、三日間も光熱費使って大根煮込むのは
主婦としては二の足を踏みますわ(笑)。
そりゃあ、ことことことこと気長にじんわり煮込めば
美味しくなるとは思うけど、
何かと気忙しい師走、じ~っと鍋の前で見張ってられないし、
やっぱり、しつこいけどこのご時世、光熱費がね気にかかる。
だからホントに旨いおでんの大根は、お外で食べるに限るわけで、
ま、そんな意味でも「ビブグルマン」掲載は納得であります。
そうえいば、憧れのおでんがあります。
ドラマや映画でよく出てくるでしょ、屋台のおでん屋さん。
星も凍えそうな寒い冬の夜、
主人公がちょっとたそがれて「おやじ、熱いの一本」なんて呟き、
寡黙な大将が熱燗とともに適当にみつくろったおでんを皿にのせて
黙って出してくれる・・・そんなシチュエーション。
これ、冬の北海道では絶対無理ですから。
氷点下の厳冬、お客も大将も凍えちゃいますから。
だから、余計に憧れてしまうのですね~。
冬の夜、しみじみ食べる屋台のおでんに。
日本酒も飲めないくせに熱いコップ酒なんかきゅうっとやりたくなる(笑)。
この場合のおでんはちょっと煮しめた色した大根なんか望ましい。
寒空に湯気をたてる鼈甲色した大根をつつきながら
「この店も、今晩は暇だったんだな・・・つゆが煮詰まってるぜ・・・」なんて
人生の切なさをだぶらせたり、してみたい(笑)。
今や世界中が夢中の和食。
5000円以下の「ビブグルマン」もいいけど、
ワンコインでしみじみできる屋台系カテゴリーも素敵だ。
日本映画や健さんに憧れて来日する観光客など
屋台のおでんでコップ酒、なんて泣いて喜ぶだろうし、
氷点下の北海道からも飛行機乗っていきたくなるかも、です(笑)。
さあて、いよいよ寒くなってきた。
今晩は・・・おでんにしようか。
三日間も煮込めないけど、ね。
(写真は)
しみじみ年月が沁み込んだ
沖縄居酒屋の名店「うりずん」。
冬に訪れた時、梁からはム―チ―がぶら下がっていた。
12月はム―チ―(沖縄のお餅)の季節。
昔は子供の健やかな成長を願って
年の数だけぶら下げたそうだ。
このすぐ近くに沖縄おでんの名店があるのだが、
休みだったり満席だったりで、いまだ未踏。
いつか絶対にいくぞ~。

