のりこさん

きょうは立冬。

今年の冬はお行儀がよいですね。

暦通りにきちんと寒い朝となりました。

札幌も日中にかけて気温は上がらず、最高気温も5℃に届かない予想、

昨日よりも12度近く低い、まさに立冬にふさわしい寒さ。

「冬」の語源は「冷ゆ(ひゆ)」が変化したものという説がありますが、

冷え冷え、冷ゆ冷ゆの金曜日となりそうです。

寒い冬だからこそ、心を温めたい。

ご夫婦で今すぐ実践できるスゴ技があります。

お互いを「名前」で呼び合うこと。

パパ、ママ、お父さん、お母さん、おい、ねえ、ちょっと、ではなく、

恋人時代のように○○子さん、△△男さん、と名前で呼ぶ。

想像するだけで、ちょっと照れますね~。

ほら、体温が少し上がったような気もするでしょ?

「名前で呼ばれたい妻たち」。

昨日のめざましテレビで取り上げていたのですが、

子育てに追われる日々の中、いつの間にか、お互いのことは

パパ、ママなど「役割」で呼び合っているけれど、

実は「名前」で呼んでくれると、ちょっと嬉しい、そんな妻たちが多いとか。

名前で呼ばれると身体的にも変化が現れるらしく、

パートナーに名前で呼ばれた女性は

愛情ホルモンとも呼ばれる「オキシトシン」が約15%もアップした、

そんなデータも紹介されていました。

「オキシトシン」は赤ちゃんに授乳する刺激で母体に分泌されるホルモンで、

わが子を愛しいと感じる母性を促すとされています。

つまり相手を愛する感性が高まる、いわば愛情ホルモン。

長年連れ添った夫から名前で呼ばれることでも増えるとは驚き。

夫婦喧嘩の翌朝、ゴメンと謝る際には

名前で呼びかけてみると有効かもです(笑)。

番組ではある夫婦のケースを隠しカメラで密着取材していました。

「ウチの奥さん、恐いんです」と冗談混じりにつぶやく夫が「名前呼び」に挑戦。

帰宅した妻はテキパキと「そこ片づけて、ケーキ買ってきたから」と指示、

「あ、はい・・・」素直にテーブル片付ける夫、

基本的に奥さんが司令塔のようだ。

隠しカメラを気にしながら、もそもそケーキを頬張る夫、

意を決して呼びかける。「あ、あのさ、最近、き、恭子さん、痩せた?」。

妻、「は?誰?どこのキョーコさん?」

「いや、あの、その」しどろもどろする夫。

妻、「え?私?私のこと?いや~、びっくりしちゃった、誰のことかと思った」

テキパキしていた奥さんの表情に照れくさそうなはにかみが。

「名前呼び」効果は確かにあるようだ。妻はまんざらでもないのが証明された。

が、次の一言がさすが司令塔。「何かほしいものでもあります?」。

いやいや夫に下心などございません、番組の仕掛けであります(笑)。

上記のケースをわが夫婦にあてはめてみる。

どら焼きに緑茶で一服などしながら、ふと夫が呼びかける。

「のりこさん」。(または「のりこ」)

「なあに、ひろしさん」。

いっやぁ~!!!文字にするだけでこっぱずかしい~!!!

先輩・後輩の同業者夫婦、「桜井さん」と「(後輩の)野宮」がスタート、

戸籍が一緒になっても意識の上ではあまり変わらず、

息子が生まれてからはご多分に洩れず、「お父さん」「お母さん」に。

その息子が大学生になり家を離れてからは・・・

え~っと夫婦二人きりなので、呼称がなくても特に不便がない(笑)。

なので、「のりこさん」「ひろしさん」はなし、の我が家。

今更ね~、慣れない、こっぱずかしいこと、しなくてもね~、ははは。

そもそも、私自身、幼少期をのぞいて

「のりこ」という名前で呼ばれた経験が少ない。

小学校から大学までず~っと友達からは

「ノミヤ」「ノミ」と男らしく?名字で呼ばれてきたし、

仕事をしてからも基本は名字。

たまに、何の関係もない先輩男性アナが「のりこちゃん」と呼んでたくらいで、

私のこれまでの人生、名前で呼ばれたことがめっぽう少ない。

つまり、免疫が、ない。

だから、夫よ、万が一にも「のりこさん」なんて呼ばないでほしい。

めざましテレビが何と言おうと、

「そうか、世の妻は名前で呼ばれたいのか」と鵜呑みにしないでほしい。

のりこさんは恥ずかしくてどーしていいかわからなくなくなる。

くねくね照れまくった糟糠の妻など厄介でしょうが(笑)。

しかし、されど名前、なんですね~。

目を見て自分の名前を呼ばれただけで、

一気に心理的距離がプラスに縮まるのだから。

立冬の金曜日。夫たちよ。

今晩は赤い薔薇にワインでも買って早く帰りましょうか。

ワインの力を借りて愛する妻の名前など呼んでみましょうか。

寒い冬、夫婦で温まって下さいませ。

のりこさんは、いつも通りが、いいです(笑)。

(写真は)

那覇の牧志公設市場の路地裏で見つけた看板。

「節子鮮魚店」。

おもいきりオキシトシン度の高い店名だ。

夕暮れ時からは活きのいいお魚をつまみに一杯楽しめる

魚屋さん居酒屋として地元で人気のお店らしい。

沖縄の人は基本的に下の名前で呼び合うことが多い。

親しみやすい土地柄を醸し出す素敵な習慣だ。

だから、イチャリバチョーデー(行き会えば兄弟」)なのね、

節子さん♪