ケラマの休日

幻想的な赤い月。

昨夜の皆既月食は札幌の夜空でもくっきりと見られました。

地球の陰にすっぽり隠れた月が赤く見えるのは

太陽からの青い光は地球の大気圏で反射してしまい、

赤い光だけが月の表面を照らすからだとか。

そんなメカニズムがわかっている現代でも

やはり、赤い月は幻想的で、原始的な感動を覚えます。

宇宙のリズムに素直にしばし身を任せた秋の天体ショーでありました。

赤い月に青い地球。

ノーベル物理学賞を受賞した3人の日本人が追い求めたテーマも

青色LEDでありました。

地球人にとって、青は、ソウルカラーというべき大切な色。

初秋の沖縄旅5日目はとっておきのブルーを求めて、

本島の那覇から日帰り離島旅、1dayバカンスを決行しました。

行先は今年3月に国立公園に指定されたばかりの「慶良間諸島」の渡嘉敷島。

さあ、感動のケラマブルーが待っています。

「沖縄の離島は魅力的だけど、日数もかかるでしょ?」、

そう思われている方も多いかもしれませんが

実は那覇ステイしながら、日帰りで行ける離島はけっこうあるのです。

今回の目的、慶良間諸島もそのひとつ。

ホテルからもほど近い市内の泊港からフェリー定期便が毎日就航。

那覇市の西約32kmに位置する渡嘉敷島までは

以前は90分かかっていましたが、今は高速艇だと35分で着いてしまいます。

日帰りで離島パラダイスが充分楽しめます。

ただ、座席数がフェリーほど多くない高速艇は予約がマストらしく、

出発前に札幌から何度も船の連絡事務所に電話をしたのですが、

さっぱりつながらない。いつも通話中。渡嘉敷が遠ざかる・・・。

やむなく渡嘉敷村の商工観光課に直に電話して問い合わせ。

「ああ、申し訳ありません、那覇の港の事務所、

国立公園に指定されてから、予約の電話が殺到して、

なかなかつながらないんですよ~、

え~とですね、船の発着時刻をはずすとつながるかもです・・・」とのこと。

おお~、恐るべし、国立公園効果。

商工観光課への電話を切って、すぐかけてみると幸いつながった。ほっ。

旅の5日目の朝9時発の高速艇を札幌から無事予約。

ケラマブルーへの道はなかなか険しかった(笑)。

さあ、渡嘉敷島へ渡る当日の朝が来ました。

日頃の行いですね~(笑)、空は青く晴れ渡り、絶好の離島旅日和。

朝ごはんを早めに済ませて、レンタカーで泊港へ。

朝の58号線はいつもの通勤ラッシュ、仕事場へと急ぐ皆さま、ごめんなさい、

「わ」ナンバーは、これから、船で35分のパラダイスでございます。

旅客ターミナルビル「とまりん」の駐車場に車を置いて、

さあ、高速艇の乗り場に向かいましょう。

泊港からは以前に旅した渡名喜島や久米島、粟国島、

そして渡嘉敷、座間味、南大東島の離島を結ぶ船舶が発着しています。

ターミナルビルから一番近い埠頭には

渡名喜島へ行った時に乗った船の姿がありました。

また、ゆっくり訪れたいな~、赤瓦の古民家が美しい天国のような島。

で、渡嘉敷行きの船はというと・・・

ビルから一番遠い埠頭、慶良間諸島行きの皆さま、お気をつけ下さいね、

乗船券売り場からけっこう歩きますから、時間に余裕を。

わ~い、見えてきました。

スマートな真っ白い高速艇「マリンライナーとかしき」です。

毎日、朝と夕方、2往復運航されていますが、

ゴールデンウィークと夏休み期間、そして9月の金・土・日のみ3往復、

渡嘉敷島を14時に出る便があるのです。

「ダイビングやシュノーケリングまではしなくていいな~、

島をひとめぐりしてケラマブルーを眺められれば」なんていう、

私のような軟弱(笑)旅人には嬉しい時間設定。

島に9時半過ぎに着いて14時までの半日、

つまりハーフdayトリップが可能なのです。

うふふ、ラッキーラッキー。

さあ、乗船時刻です。

予想通り、高速艇はほぼ満員。

9月合宿の学生さんたちや親子連れ、カップル、女子旅などなど、

ケラマブルーに期待を膨らませたお客さんたちのわくわくを乗せて、

「マリンライナーとかしき」はゆっくりと岸壁を離れます。

那覇ブルーの海に白い波を立てながらぐんぐんとスピードアップ、

35分の離島クルーズのスタートです。

絶句するような青い海の楽園

渡嘉敷島で出会ったケラマブルーのお話はまた明日以降に。

目と心が青で洗われました・・・。

(写真は)

那覇の泊港にて。

マリンライナーとかしきと一緒に。

いざ乗船・・・の時は時間がなくて(笑)。

泊港へ帰ってきた時の一枚であります。

午後の日差しに映える白い船もまた美しい。