奥のお茶
初秋の沖縄で小さな秋を探す旅。
まずは本島北部を気ままドライブ
数々の偶然&幸運な出会いが重なり、あっという間に日が暮れそうです。
忘れられない思い出を胸に沖縄自動車道を那覇へ戻ります。
名護のシンボル「ひんぷんガジュマル」、
戦前の姿を残す赤瓦の泡盛工場「津嘉山酒造所」、
森のトンネルを抜けた先の宝探しカフェ「ハコニワ」、
沖縄満喫度200%の密度濃いドライブでありました。
出会いに感動するのに忙しくて、
お土産も買う暇もありませんでしたが、
そこはぬかりのない私、隙間時間にしっかりゲットしておりましたよ。
高速降りて情報収集した許田インターの道の駅は
やんばるの情報発信基地であると同時に、
サーターアンダギーに沖縄天ぷら、手作りかまぼこやアイスクリーム、
北部の美味しい物をいっぺんに楽しめるグルメスポットでもあります。
マンゴーや島バナナ、島パイン、冬瓜にゴーヤー、へちまなどなど
新鮮な島野菜や南国フルーツがよりどりみどりの市場もあれば、
北部の市町村自慢のご当地品がずらりと並ぶショップも。
ここでしか手に入らない一品に出会えます。
うふふ♪今回は時間がなくて断念した「奥」の名産品を手に入れましたよ。
奥茶業組合の「奥みどり」の新茶であります。
本島北部の国頭郡は県内有数のお茶の産地ですが、
北の端、その名も「奥」地域はその中心地。
やんばるの自然の山ですくすく育ったお茶は
いきいきした味と若々しい香りが特長で、
日本一早い新茶の里としても有名です。
時間があれば、もっと足を延ばして、
沖縄本島の北の端っこにある辺戸岬も見たかったし、
そこへたどりつく手前に広がる絶景スポット「茅打ちパンタ」も行きたかった。
パンタとは崖のこと。
束ねた茅を崖から投げ落とすとパラパラと舞ったことから
この名前がついたそうですが、
心が洗われるような東シナ海の深い青がとんでもなく美しいらしい。
そして奥の集落を支えてきた「奥共同売店」も寄ってみたかった。
明治39年から創業された「奥共同売店」は
地区の住民によって出資、運営される共同売店の県内一号店です。
生鮮食品から日用品はもちろん、
クバ笠や島ぞうりなど昔ながらの島の暮らしに触れられるやんばるのオアシス。
そんな話を聞いて以来、
北部へ向かうたびに「奥」まで行きたい、とは思うものの、
濃厚な旅の連続でいつもその手前でタイムアップ。
その名の通り、私にとっていまだ未踏の「奥」の地、なのであります。
その「奥共同売店」にこの「奥みどり」の新茶も並んでいるのです。
ジャパン・クラシックなパッケージにも
「奥茶業組合 奥共同売店」と印刷されていました。
今回も夕暮れ迫り、あきらめざるを得なかった「奥」への憧憬を込めて、
許田の道の駅にてお茶を一袋、買い求めます。
お茶受けにはこれも名護名物「チョコ餅」もひとつ。
もち粉とチョコとココナッツミルクが融合したボーダーレスなスイーツ。
本島の北の果てを想像しながら、いつか行けるその日を楽しみに
お家に帰ってのやんばるお茶時間を過ごすことにします。
那覇から高速使ってもノンストップで2時間半はかかる「奥」。
いつの日か、奥共同売店をふらりと訪れ、
クバ笠と島ぞうりを調達し、ポークおにぎりにさんぴん茶など買って、
辺戸岬から茅打ちパンタまで大人の遠足をしてみたい。
何度訪れても、「いつか来たい」場所が次から次と出てきちゃう沖縄。
初日から次の旅の目的が見つかっちゃうなんて、
私の沖縄病も相当重症であります(笑)。
さ~てと、
世にも不思議な「チョコ餅」をおともに、
ひと雨ごとに秋が本気度を増す札幌の朝、
やんばるお茶時間を楽しむとしますか。
明日は那覇の最新素敵スポット、
海と飛行機とあなたしか見えないオキナワンイタリアンのお店をご紹介。
ここも・・・プロポーズ成功率100%保証かも(笑)。
お楽しみに♪
(写真は)
やんばるの旅の思い出・・・
というか、次の旅のモチベーションに。
本島北部「奥」の新茶「奥みどり」(インザツ種)と
名護名物「チョコ餅」。
ああ・・・東シナ海の深い青と茶畑の緑が目に浮かぶ・・・。
至福の一服。

