真夏が香る豆

ウチのマンションに「田中将大」がやってきた!

真夏の夜の夢ではありません。

30℃超えの真夏日が続く白昼堂々の出来事です。

我が家のマンション前に

おなじみのロゴマークをつけた宅配便トラックが止まっていました。

「暑い中、お疲れさま~」と、何気なく見た助手席ドアの下あたり、

運転手さんの名前が記されたプレートが。

「田中将大」・・・「た、田中、将大~!?」

そう、日本が誇るメジャーリーグ屈指の投手、

マー君こと田中将大選手とまったくの同姓同名の運転手さんが

我が家のマンションに配達にきていたのでした。

肝心の田中将大ドライバーのお姿は見られなかったのですが、

連日の真夏日、炎天下の配達作業、

ロゴ入りのユニフォームも汗びっしょりになっていることでしょう。

もしかするとマー君と同じ世代の若者かもしれません。

怪我の治療に専念する海の向こうの「田中将大」、

家から家へと大きな荷物を小走りで届け続ける「田中将大」、

どっちも頑張れ。

その田中将大ドライバーではありませんでしたが、

我が家にも連日、嬉しい夏の贈り物が到来しています。

沖縄産マンゴー「愛しのアーウィン」(昨日付けのブログ参照)に続いて、

ピンポ~ン♪玄関チャイムの音と共にやってきました、

枝豆界のメッシ?ネイマール?C・ロナウド?

新潟県名産「黒崎茶豆」であります。

毎年、真夏に夫の故郷新潟から送られてくるのでした。

もう、だ~い好き!「黒崎茶豆」♪

さあ、茹でるぞ、飲むぞ、ビールだ、ビールだ♪

ほぼ小躍りしながら段ボールを開けると、年々パッキングが進化、

透明なジッパー付きのビニール袋に小分けされて

ぷりぷりした緑色の新鮮な枝豆が仲良く並んでいます。

これは鮮度の良いうちに一気に茹でて、急速冷凍しなくては。

暑さをもろともせず、茶豆をひたすら茹で続ける真夏の週末・・・。

いや、もろともする・・・沸騰する鍋の前は・・・暑い・・・(笑)。

しか~し、おおお・・・何と香ばしいこの匂い。

「黒埼茶豆」特有の甘い香りがキッチンにたちこめます。

毎年、この香りをかぐと真夏を実感するのでした。

この夏の恵みの前に滴る汗もまた涼し(笑)。

「枝豆の王様」、「枝豆の魚沼コシヒカリ」ともいわれる「黒埼茶豆」は

新潟県産の枝豆の代表品種。

独特のコクと甘み、芳しい香り、風味が特徴で、

旧西蒲原郡黒埼町の小平方地域で栽培されていたものが元祖とか。

長い間、その地域でしか流通していませんでしたが、

戦後から新潟県一帯に流通、今では県を代表する名産品となりました。

一度食べると、もう他の枝豆に戻れなくなる魅力と魔力。

凄いぞ、「黒埼茶豆」。

茶豆という名前の由来は

豆のさやの中にある薄い皮が茶色をしているかららしいのですが、

私はずっと、茹でた時のあの香りからだと思いこんでいました。

極上の焙じ茶を丁寧に焙じた時のような香りに似ていて、

それで「茶豆」なのね~と。

まあ、由来はどっちでもよろしい。

真夏のビールのお供にこれ以上のおつまみはございません。

今年の「黒埼茶豆」は例年以上に粒が大きくぷりぷりしています。

茶豆が育つ春以降、天候に恵まれたのね~、

米どころ新潟、出来秋も期待できるわね~、

そんな風に茶豆の故郷の様子など目に浮かべながら、

ぷちっ、ぷちっ・・・緑の茶豆を口に運ぶ。

ふと、新潟の肥沃な土の匂いが、鼻腔をくすぐった。

大地の実りに感謝の夏です。

(写真は)

泣く子も笑う「黒埼茶豆」。

小粒だけどとんでもない実力ってことで、

枝豆界のメッシ、と紹介しておこう。

旨いよ~。