薄衣のすすめ

朝から良い風景♪

ワールドカップ1次リーグA組ブラジル対カメルーン戦は

4対1でブラジルが快勝、決勝トーナメントにトップ通過を決めましたが、

2得点をあげたネイマールが試合後にカメルーン選手とユニフォーム交換、

中継映像はブラジルの至宝の美しい上半身を追い続けておりました。

華奢ともいえるほどのスリムな体型はしなやかな筋肉の集合体。

これを拝めただけでもカメルーン選手にお礼をいいたいほど(笑)。

サッカーもマッチョな筋肉だけがモノ言うわけではないのですね。

女性議員への不適切なヤジが問題となっている都議会セクハラ問題は

5日目の昨日になって急展開、

「早く結婚すれば・・・云々」の発言をした議員がようやく名乗り出て、謝罪、

その後の記者会見は40分間を超す長丁場となりましたが、

報道陣の追及に当該議員はたっくさんの言葉を費やしていましたが、

正直、さっぱりわからなかったのは私だけでしょうか。

コトの本質議論は各報道番組、情報番組におまかせするとして、

アナウンサー的に見ると「言葉の過剰包装」ぶりが気になりました。

「ご心痛をお与えしてしまい・・・」、

「早く結婚していただきたくて(ヤジを言ってしまった)」、

「議員として頑張らさせていただきたい」などなど

「~させていただく」「ご・・・」「お・・・」の分厚い敬語表現が目立ち、

クールビズとは逆行、それだけで暑苦しくて、さっぱり真意がわからない。

これが新人アナウンサー訓練だったら、

「言葉も薄着に!」「言葉もダイエットを!」とダメだしするところであります。

心痛を「与えた」のは自分なのだから、その動詞に「お」はいらないし、

「頑張らさせていただく」よりも「頑張りたいと思う」といった方が

よっぽど「頑張りたい」気持が伝わるように思います。

本当に伝えたいことがあるなら、言葉は薄着に限ります。

余計な衣をまとえばまとうほど真意は伝わらない。

クールビズの季節に余りに不要な敬語で厚着をしていると

ひょっとして真意を伝えたくないのかしらと勘ぐられかねません。

アナウンサーは「伝える」仕事、

その道具である言葉の刈込みをいつもと心がけています。

(まだまだ修行中ですが)。

選挙の季節になると

街頭の選挙カーから時々不思議な言葉が聞えてきたりします。

「・・・とお訴えさせていただき~」

「訴えている」自分に「お」は必要ないよね~。

しかも「おうったえ」は冒頭に母音が連続してしているので発音しにくい。

ということは明瞭な発音をしないと滑舌悪く聞こえたり、噛んじゃうリスクも。

聞いている方にストレス与えないためにも

言葉は薄着でしなやかな筋肉を透けてみえるのが魅力的。

言葉も肉体も体脂肪率は低目が素敵。

細くしなやかな筋肉で軽いダンスを踊るようにゴールを決める

ネイマールタイプは相当得票数高いと思います。

そうそう、乾杯のスピーチだって

シェイプアップされた短い方が歓迎されるでしょ?

言葉のメタボもご用心♪ですね。

(写真は)

文房具屋さんも夏のしつえに衣替え。

金魚に朝顔、

透ける素材の夏のお扇子の涼しげなこと。

薄衣はやっぱり素敵。