空飛ぶ倍返し
元祖ヨハン・クライフも目を見張ったに違いない。
まさに空飛ぶオランダ人の再来だった。
ファンぺルシーが空を飛んだ。
オランダが4年前の悔しさを倍返しした。
無敵艦隊スペインをまさかの5対1で撃破。
またも夜明けから興奮してしまった。
ワールドカップブラジル大会2日目、日本時間未明に行われた
予選リーグ屈指の好カード、スペイン対オランダ戦。
前回大会の決勝戦で破れたオランダが5対1というワンサイドゲームで勝利。
スペインの1得点も美しい流れからではなく、PKで得たもの。
「ティキタカ」と称賛されるスペイン得意の華麗なパス回しは
オランダのプライドをかなぐり捨てた守備で完全に封じられていました。
ワールドカップの悔しさはワールドカップで晴らす、か。
後半のスペインは足もパスも止まってしまい、別のチームを見るよう。
シャビ、イニエスタの170cmコンビのホットラインも完全封鎖。
シャビ34歳、イニエスタ30歳、運動量の低下は否めないのか。
いやいや、世界最高のサッカー的天才脳を持つ二人、これで終わるわけがない。
初戦敗退した手負いのスペイン、今後の逆襲が見ものだ。
この試合、後半、別人になってしまったのはスペインだけではない。
現地サルバドルから中継していた実況アナ氏、
赤とオレンジに染まったスタジアムの大歓声が想像を絶するほどの大音量で
すぐ隣の解説者の声もお互い聞き取れないほど、
ヘッドフォンの音量をマックスにして何とか実況を続けていたものの、
後半から明らかに声がかすれ気味、
試合が終わるころには前半の美声はほとんど別人の声に。
鍛えたプロの声帯の限度を超えるワールドカップの熱狂の凄まじさ。
同業者として実にお気の毒。
大会は始まったばかり、まだまだ試合実況のお仕事もあるでしょうに、
選手同様、ゆっくり喉を休めて、リカバリーに専念していただきたいものです。
お疲れさまでした。
鍛えぬいたスポーツアナウンサーの喉をつぶすほどの死闘が
広いブラジルの各地でこれから毎日繰り広げられるわけで、
現地中継も含めたメディアで働く皆さまのコンディショニングも重要。
そういえば開幕戦のブラジル対クロアチアの試合途中、
バックスタンド側の照明がいきなり消えたりしていたっけ。
このまま照明つかなかったらどうしよう・・・、
中継スタッフも一瞬、肝を冷やしたことでしょう。
ハラハラ、ドキドキは試合経過だけじゃない?部分もありますが、
ファンぺルシーの空飛ぶダイビングヘッド、
ロッペンの技ありゴール、
オランダの「空飛ぶ倍返し」で目が覚めた
ワールドカップ・サンデーであります。
ささ、スペインが次に当るチリ対オーストラリア戦が生中継中だし、
深夜1時からは日本と同じC組コロンビア対ギリシャ戦、
明日の早朝のイングランド対イタリア戦も見逃せないし、
午前10時には・・・ああ・・・どうしよう~!
いよいよ日本対コートジボワール戦がキックオフです。
困った。
いつ寝る?
いつご飯食べる?
あたふたする私に「別に、あなた、代表監督じゃないんだから」。
夫が冷静に一言。
何で?なんで、そう冷静なの(笑)。
ああ、楽しいな。ワールドカップ♪
(写真は)
ふと気づけば桜並木は葉っぱの緑が濃くなり、
真っ赤なさくらんぼが実っていた。
サッカーに浮かれている間にも
季節はちゃんと進んでいる。
札幌に夏の訪れを告げる北海道神宮祭、
きょうはその宵宮祭だった。
う~ん、夜店を冷やかすヒマが今年があるだろうか(笑)

