神様エリア

自分たちらしいサッカーもした。

何度も敵陣に攻め込んだ。

あきらめずにボールを追った。

相手は1人足りない10人だった。

でも・・・ゴールが遠かった。

ギリシャの白い壁を打ち破れなかった。

運命のギリシャ戦が0対0のスコアレスドローで終了しました。、

勝ち点1、決勝トーナメント進出に向けて可能性はゼロではありません。

しかし、悔しい。悔しすぎる。

数的優位に立っていたのに、パスも回っていたのに、ゴールが割れなかった。

試合終了のホイッスルともに「あ~・・・・」、

日本中がテレビの前で天を仰いだことでしょう。

1点があまりにも遠かった。

「自分たちの力を出し切っても勝てなかったということは

まだ何か足りないということ。

次に向けて、その足りないものを探しに行くべき」。

試合後、解説の山本昌邦さんがこんなことを言っていました。

そうだった。日本サッカーは進化の途中。

まだまだ足りないものがあるんだ。

ワールドカップとは足りないものを探すための冒険なのかもしれない。

いったい何が足りなかったのだろう。

テクニックも気力もチームワークも積極性も

コートジボワール戦に比べてはるかに上回っていました。

でもゴールまであと一歩まで迫りながら、ネットを揺らすことができない。

最後のアイデア、スピード、閃きが足りないなど

戦術的、技術的には色々あるのかもしれないけど、

もうひとつ足りないとすれば、なんというか、「殺気」か。

各国のグループステージの死闘を見ていて感じるのは

「何が何でも仕留めるぜ!」みたいな「殺気」を帯びたチームが

最終的に勝利をもぎ取っている。

敵の守備を崩せることは何度もできたけど、

最後に仕留めることができない。

「最後は神様だけが知っている」。

同じく解説の岡田前監督が印象的な一言をつぶやいていました。

できる限りの努力を積み重ね、できる限りの善戦をしても、勝てなかった。

足りないものは「神様のエリア」にあるのか。

だったら、恐れずに神様の領域に走りこんでいこうじゃないか。

サッカーの神様だけが知っている「足りないもの」を探しに

さあ、コロンビア戦に挑もうではありませんか。

5大会連続出場でずいぶん上手くなったような気がしていたけど

まだまだ足りないものがいっぱいある。

そうだ。足りない分だけ、日本サッカーは進化できるんだ。

忘れものを探しに行こう。

コロンビア戦のピッチで、

きっと、何かが見つかるはずだ。

にしても・・・

ふえ~ん・・・

悔しいよ・・・

(写真は)

ご近所のお庭に咲いていた6月の薔薇。

コロンビアは世界第2位の生産量を誇る花の国。

その中でも一番多く生産されているのが薔薇の花。

日本にもたくさんの美しいコロンビア産の薔薇が輸出されています。

日本のサムライたちよ。

ラストターゲットは南米の美しい薔薇。

青き殺気を研ぎ澄ませ。