パパンがパン

困った。

朝の予定が進まない。

だって朝から死力を尽くした試合が続くんですもの。

サッカーワールドカップ決勝トーナメント、昨日のブラジル対チリに続いて、

今朝のコスタリカ対ギリシャも延長の末のPK戦。

ついさっき、コスタリカが死闘を制しました。

忙しい朝なのに、テレビの前から動けない。

試合決着してようやく6月最後の月曜日の時計が動き出しましました。

それにしてもPK戦は心臓に良くない。

誰が考えたのか最強の黒ひげ危機一髪・・・。

昨日の試合、5人目のキッカーとなったネイマールの直前の表情も

無邪気な天使のようにボールと戯れるいつもの彼とは別人。

極度の緊張と重圧で顔面の表情筋が硬直したようだった。

でも強烈なプレッシャーに打ち勝って決めるのがエース。

勝利が決まった瞬間、緊張の糸が切れて芝生に突っ伏して泣いていた。

震える華奢な肩を抱いてあげたかった~。

って、世界中の女性ファンがそう思ったよね(笑)。

さっきのコスタリカ対ギリシャ戦、PK戦もすさまじかったけれど、

90分間後半のアディショナルタイムに、土壇場の同点ゴールを決めた

ギリシャの勝利への執念には脱帽しました。

2試合連続、ロスタイムに奇跡を起こす気力と体力。

ゴールを決めた選手がまたアナウンサー泣かせ。

パパスタソプロス選手。

アルファベット表記されると更にその長い音節に驚きます。

さすがNHKのベテランアナ氏、90分間実況し続けた後でしたが、

完璧に「パパスタソプロス~!」と噛まずに発音、さすがでございます。

最初は発音しにくい「パパスタソプロス」ですが、

何度も口にしていくうちに、唇と舌にそのやたら長い音節が馴染んできて

今度はちょっと気持ちよく、病みつきになる。

実は「パ」などの唇を刺激される音は、発音することで快感を感じる音。

口にすることで脳が気持ちいいな~と感じ、また発音したくなるのです。

だから「ポッキー」とか「ポポロン」とかベストセラーのお菓子には

確かにP音が良く使われています。

音感はヒット商品のネーミングの重要な要素。

昨日の「シルシルミシルさんデー」で

全国のご当地パンランキングを特集していましたが、

「ひすいパン」とかたくわん入りの「サラダパン」とか

アメリカンな「マンハッタン」とか日本列島、ユニークなパンがあるものです。

ユニークなネーミングも大抵、パン屋のご主人や先代、先々代あたりが

創意工夫のなかで、直観的に名付けたものが多いのも親しみを感じます。

近くの海岸で翡翠が採れるから「ひすいパン」とか、

北海道代表「ちくわパン」のように見た目まんまのパンとか。

近所のパン屋で、地元のスーパーで、学校の売店で

「○○パン、ちょうだい!」、町の人がその名を口にし、それが口コミで伝播し、

町コミュニケーションでその土地のソウルパンとなっていった名物パンたち。

パパンがパン♪

パンそのものもP音、

ご当地パンは食べても美味しい、

そしてその名前を発音するだけで美味しい記憶が蘇る。

ギリシャのパン屋さん、

「パパスタソプロスパン」、開発してみませんか(笑)なんて。

パパスタソプロス、パパスタソプロス、パパスタソプロス・・・

ふふふ、私ももう完璧に発音できるぞ♪

(写真は)

週末のデザート、初物フルーツ。

母からの差し入れの千葉産のスイカと

大学時代の友人が送ってくれた山形の佐藤錦。

何と贅沢な赤い競演だろうか。

スイカがうまい、甘い、夏が一気に近づいてきた。