エアあんこ
エアギターなどなどエアばやりの昨今ですが、
近頃のマイブームは「エアあんこ」。
愛するあんこの本を眺めて、
カロリーなど気にせず思い切り空想のなかで
あんこを食べ倒すこと(笑)。
雑誌BRUTUSのあんこ特集号「あんこ好き」(2013年11月)に
つい最近出版された「あんこの本」(姜尚美著)、
近頃はこの2冊がリビング、またはベッドサイドに常駐。
「な~んか口淋しいな~」なんて心が弱ったら(笑)、
シズル感120%の各種和菓子の写真を眺めて
心をとろかすのです。
空想の中であんこの海を泳ぐ「エアあんこ」。
こんな私、変・・・ですか?
だって、欲望のまま、あんこを摂取するのは
健康上、美容上、甚だよろしくありませんもの。
誰か有名人も(忘れてしまいましたが)、
グルメ本の美味しい写真を眺めていると
視覚的刺激から脳や胃袋を満足するので
夜食の誘惑に負けないと言っていました。
そういえば・・・
ベッドサイドに沖縄料理本が置いてあったが、
あれは近頃ダイエットに目覚めた夫の「エアごはん」か。
愛する我があんこ本には日本全国の名あんこの数々や
あんこのあれこれAtoZまで書かれています。
BRUTUSによれば「小豆は食べるサプリ」。
食物繊維、鉄分、カリウム、ポリフェノールに
ビタミンB1、サポニンなどなど
優れた栄養成分が含まれています。
が、いかんせん、糖分が多い。
そこはコントロールせねばならないわけで。
「エアあんこ」にはまるわけです。
日本各地の名品級豆大福の断面がずらりと並んだ
「大福の哲学」企画などはもはや学術レベル(笑)
サイズ、重さ、あんこの種類や特徴、豆の大小、固さ、
甘さ加減にもちろんお値段まで、
豆大福を徹底解剖した比較論的考察は
読んでいて実に興味深い。
ぺらぺらページをめくっていた手が思わず止まった。
あ~、「こごめ大福」って、
この間の江戸散歩の時に見かけたぞ。
子規庵に行くために降りた日暮里駅前に
ちょっとよさげな和菓子屋さん「竹隆庵岡埜」の店先に
「こごめ大福」という看板を確かに見た。
そうか、BRUTUSも注目の大福だったんだ。
何々・・・
「江戸時代に根岸周辺で年貢として納められないお米、
『こごめ』を使った餅や団子が作られていたことをヒントに」
うるち米を混ぜた餅生地で作られた大福とか。
な~るほどね~。
「エアあんこ」は思わぬ歴史散歩でもあり。
同時にその由緒あるあんこを実食したような
不思議な満足感に包まれます。
そうこうしているうちに瞼が重くなる。
パタンとあんこ本を閉じて甘く幸せな眠りにつく。
そして夢の中、
あんこマダムはぽってりこしあんの海を泳ぐのだ。
近頃、体形が気になる貴兄に
エア○○、お薦めです(笑)
(写真は)
庶民系あんこの代表格「人形焼き」
浅草仲見世通りの「亀十」のが
いまのところ個人的に一番かな~。
鳩に五重塔に鐘に亀・・・。
浅草の意匠をかたどった一口あんこ。
楽しくて大好き。

