ピンクカメレオン

春はピンク色の季節。

梅に桜に桃の花。

ほのかなピンクに染まるのはお花だけではありません。

恋に落ちたカメレオンは体をピンク色に染めるという。

春は女子会の季節(笑)

心浮き立つ時節柄、なんだかんだと理由をつけて女子たちは集う。

昨夜も隠れ家的沖縄料理屋さんでいつまでもお喋りの花が咲く中、

話題はいつしかカメレオンの恋に。

体色を変えることで知られるカメレオンですが、

「繁殖期を迎えたカメレオンの体はピンク色に染まる」んだそうです。

「え~!ピンク~?可愛い~!」。

動物関連のお仕事も多数手がけ、

無類の爬虫類好きを自負するフリーライターさんの証言、

自宅でキュートなメスのカメレオンを飼っているのですが、

彼女は恋の季節を迎えると体の色が緑からピンク色に変わるのだそうです。

携帯写真を見せてもらいましたが、確かに。

うっすらほんのりピーチスキン、薄紅色に染まったピンクカメレオンちゃん。

何と初々しい。

初恋に頬を赤らめる乙女のようだ。

カメレオンも恋する乙女はピンク、なのね。

カメレオンは状況や感情で体色を意識的に変化させるそうで、

繁殖期はピンク色に、めでたく妊娠すると体色が黒くなるのだとか。

これまた、何とわかりやすい。

オスを誘い、射止めるためにピンクに染まり、

いざ、身ごもったら、余計なオスにちょっかい(笑)かけられないように

今度は真っ黒に色を変えてお腹の子と自らをガードするということか。

ふ~む、何だか、この間最終回だったドラマ「失恋ショコラティエ」の

小悪魔キャラ「サエコさん」とカメレオンがだぶってしょうがない。

松本潤演じるショコラティエ爽太を翻弄する「サエコさん」、

演じた石原さとみが「現場でず~っと役名で呼ばれたのは初めて」というくらい

はまり役の小悪魔キャラ、妖精さんキャラ。

いつも甘いピンク色のお洋服に身を包み、

「爽太ク~ン、このショコラ、美味し過ぎ~♪プンプン♪」と唇をとがらせる。

同性から見れば

「ったく、見え見え、わざとらしい、

あんなのの、どこがいいわけ?」と憤飯キャラなのですが(笑)、

爽太クンはあっさりと言う。

「見え見えで、わかりやすいから、カワイイんじゃないですかぁ~」。

あっ、そう。

そうだったのか。

サエコさんの言動は、繁殖期のカメレオンだったんだ。

生命の営みに正直に従う彼女の衣装は、だから、ずっとピンク色だったんだ。

人間のメスは余計な感情が色々入り混じるから、

恋に落ちても、なかなか素直にピンク色に染まれないものですが、

カメレオンに学ぶところがある。

恋のサインを「見え見え」に「わかりやすく」伝えるピンク色。

ヒト科ヒトの繁殖期にも有効なようです。

カメレオンは体表にたくさんある色素細胞のサイズを

さまざまにスイッチングさせることで体色変化を起こすのだそうです。

他の動物はホルモン変化で体色変化させるのに対し、

カメレオンは神経細胞によって体色を変えるので、そのスピードも早い。

ということは、

相手によってピンクになったり、緑のままだったりするのだろうか(笑)。

カメレオンの恋人選びの極意については質問しそびれたので、

これは次回の女子会の話題にとっておきましょう。

札幌も一気に春めいてきました。

今週から春コートに春の靴が登板しています。

モノトーンの洋服を脱ぎすてて、

ピンクカメレオンの季節、

春だから、

恋しましょ♪

(写真は)

春の沖縄料理。

お上品なソーキ汁。

北海道産の豚のスペアリブを

滋味深い昆布だしでことこと丁寧に炊いた一品。

北の食材を南のレシピで美味に仕上げる。

南北に長い日本列島が生んだ美味しさだ。