サムライピンク

蟄虫啓戸。

すごもりむし とを ひらく。

きょうは二十四節気の「啓蟄」。

さらに細かく季節の様子をあらわした七十二候では

「蟄虫啓戸」という言葉が添えられています。

「蟄」というのは虫が土の中に閉じこもることを表す漢字。

春の予感を感じたすごもり虫たちが

「どれどれ」と戸を開けて顔を出してくる光景が目に浮かびますね。

しかし、今日は全国的に爆弾低気圧が通過中。

札幌も早朝は激しい風雪が吹き荒れていました。

顔を出しかけていた虫も慌てて、また戸を閉じてしまったことでしょう。

いやいや、その前に、土の上にずっしり積もった雪の深さに、

「顔出すの、ムリっ!」、

「啓蟄」の延期を決め込んでいるかもしれません。

冬と春の空気がガチンコでぶつかるこの時期の大荒れ天気、

虫たちだけではなく、人間も注意が必要です。

雪景色が桜色に染まるのはまだまだ先ですが、

昨夜は改修前の国立競技場最後のピッチで

サッカー日本代表がニュージーランドとの親善試合に4-2で勝利、

ワールドカップイヤーの2014年初陣を勝利の花で飾りました。

ま、開始25分間の美しいサッカー以外は大いに課題も残りましたが、

詳しい解説は松木安太郎さんにおまかせするとして(笑)、

4ゴールの他に印象に残ったのがサムライ・ピンク。

2014日本代表の新ユニフォームの鮮やかな配色であります。

従来のサムライブルーに「円陣」を強調する背中のライン、

袖口やストッキングに配されたショッキングピンクが鮮やかで、

「サムライもピンクが似合う時代になったのね~」

なんて画面を見つめていましたが、

ユニフォームを作ったアディダスのHPを見ると、

あのアクセントカラーはピンクではなく「蛍光レッド」なんだそうです。

我が家のテレビでは蛍光ピンクに見えましたが、そうか、赤、なんだ。

国立の夜間照明を浴びたネオン・レッドが「夜桜ピンク」に見えたのですね。

数々の名勝負、歴史的ゴールを生んだ聖地国立競技場の最後の魔法?

新ユニフォームの胸の国旗は

前のモデルと同じように歴代日本代表のDNAを受け継いでいます。

選手たちが実際に着用した歴代ユニフォームの生地を細かく砕き、

新たに紡いだ糸を使って作られているのだそうです。

試合前にそっとユニフォームの日本国旗にキスする選手を見かけたりしますが、

それは日本サッカーの歴史を紡いできた先輩たちへの感謝とリスペクトの証。

かつて代表の試合でも国立競技場がガラガラだった時代から、

ビッグスポンサーが連なる華やかな2014年シーズンへ。

サムライ・ピンク、

いやいやサムライ・レッド&ブルーのユニフォームも凛々しい彼らが目指すのは

2014年6月のブラジルワールドカップでの爆発的勝利。

昨日の前半25分以降の悔しさと反省をエネルギーに

本番の初夏まで出力120%に仕上げていくのであります。

ね?ザッケッローニ監督♪

頼みましたよ♪

(写真は)

ランチで立ち寄ったご近所レストランのテーブルフラワー。

忙しいランチタイムにも

一輪の花に手を抜かないおもてなしの心意気。

凹んだ心も疲れた体もぺこぺこのお腹も、

テーブルに咲く小さな花園に癒される。

オニオンキッシュとガンボスープも美味でした。

お花もランチも、ごちそうさま。