サッポロ巻き

厳しい「余寒」のなか、

さっぽろ雪まつりが開幕です。

立春過ぎてからの寒さは「余寒」ということになりますが、

余った寒さにしてはハード過ぎます。

雪像見物は万全の防寒体勢でおでかけ下さいませ。

暦の上の春を過ぎても首元にはストールが欠かせません。

トレンドのニットのスヌードも大活躍ですが、

凍てつく寒さには薄手の大判ストールの三重ミラノ巻きが効果的。

ぐるぐるぐると三重に巻き付けてから、

片方の端を輪にしたところに、もう片方の端を下からくぐらせると、

「無造作」かげんがお洒落な「ミラノ巻き」の完成です。

首元にぴったり収まるので保温性はばっちり、

薄手素材なのでボリュームもちょうどイイ感じでこの街の冬に欠かせません。

名付けて「サッポロ巻き」(笑)。

冬の暖かいお洒落に欠かせないストールですが、

何気なく、無造作な、センスの良い巻き方はなかなか難しいもの。

ほどけてきてしまったり、片方が余ってしまったり、

どうにも立体的にカッコよく結べないでいました。

ファッション雑誌を参考にしたり、

お店のスタッフやスタイリストさんに実演指導してもらって、

何とか三重の「サッポロ巻き」を会得しましたが、

ストール使いの達人は、意外なところにもいました。

ストールは便利だけど、上手く巻けずに悩んでいたら、

そばで見ていた夫が「下から引っ張り上げて、くぐらせるんじゃないかな」。

その通りにすると、それらしい形になった。

そんなエピソードが新聞の読者エッセイに書かれていました。

川釣りが趣味のその旦那さまは、仕掛けの釣り糸結びも得意。

結び目を見ただけで大体どうなっているのか、想像がつくのだそうです。

お洒落なストールと我が家の釣りキチ三平の意外な接点(笑)。

なるほど、ストール使いに迷ったら、釣り好きに聞け、ですね。

そうですそうです、結んだり、ほどいたりは、男子の得意分野。

テント張りはおまかせのキャンプ好きや、

ロープ使いはお手のものの登山男子、ボーイスカウト経験者などなど

アウトドア系にとっては、ストールの結び目など簡単に解読できるはず。

蘊蓄とお金ばかりがかかりそうな(笑)「男の趣味」も

意外なところで案外役にたってくれそうです。

さあ、今日日中の予想最高気温は氷点下5度。

ぐるぐるぐる三重のサッポロ巻きで万全装備。

余寒の白い街へと出掛けましょうか。

春・・・遠からじ、と心の中でつぶやきながら。

(写真は)

打ち合わせに立ち寄ったカフェにて。

カプチーノが、笑っていた。

降り続く外の雪も、氷点下の寒さも、

ほ~っと優しく溶かしてくれる。

三重のサッポロ巻きと熱いカプチーノがあれば、

余寒も乗り切れそうだ。