ありがとうの色

立地は「黒色」を狙うべし。

東京の老舗立ち食いそば屋チェーンの社長さんが

朝のテレビ番組でその戦略の秘密を明かしていました。

コンビニより早く始めた24時間営業、

注文を受けてから麺をゆでる「脱ゆで麺」、

独自のそばつゆ製造機などと並んで重要なのが店の立地条件。

それは「黒色」の場所。

つまり、黒っぽいスーツ姿のサラリーマンが多く通る場所。

同じ繁華街でも色とりどりの若者が集うカラフルな街ではなく、

黒に紺色、灰色の働く男たちが行きかうモノトーンゾーンにこそ

ビジネスチャンスがあるということですね。

当然、駅のそばなど家賃は高くなりますが、その分お客は入る。

黒いそばは黒色に勝機ありか。

色が紡ぐ色々な物語。

白い雪に金・銀・銅が映えるソチ冬季オリンピックが始まりました。

「何で一段一段なんだろう・・・」。

4位に終わった彼女の言葉に日本中が胸をつかれたバンクーバーから4年。

5回目のオリンピックの舞台に立った女子モーグルの上村愛子選手の決勝、

前へ前へ、攻め続けた納得の滑りは・・・またしても4位でした。

いや・・・違う。またしても、なんかじゃない。同じじゃない。

競技直後の彼女の言葉通り「ちゃんとやりきった」4位。

金でも銀でも銅でもないけれど、

真っ白いソチの雪景色に「上村愛子色」のメダルが輝いてみえました。

さらなる肉体改造に挑み、こぶにはじかれない強靭な体幹を作り、

大好きなこぶと戦い抜いた彼女の表情は

これ以上なく美しかった。

「爽やか」と書いて「うえむらあいこ」と読みたいくらいだった。

元々魅力的なスポーツ美女でありますが、

ゴール直後、ゴーグルをとった瞬間にあらわれる

上気した薔薇色の頬の美しいこと。

色白の肌に映える最高の天然チーク。

世界にひとつだけの「うえむらあいこ」色だ。

夫君もこの薔薇色の頬に魅了されたに違いないと、勝手に思っています(笑)。

「メダルを見せて、みんなにありがとうって言いたかったけど、

頑張れなかったら、ありがとうも言えなかったら、やりきれて良かった」。

4位という結果を受けて、そう語っていた上村愛子選手。

そうだ。

18歳で挑んだ長野オリンピックから

一段一段あきらめず力強く滑り続けてきたんだ。

愛ちゃんのメダルは薔薇色だ。

ありがとうの色は、あなたの美しい頬の色だ。

オリンピックには

美しい色が、あふれている。

(写真は)

昨日ご紹介した薔薇色スプマンテを頂いたお店。

これぞ「隠れ家イタリアン」。

雪に埋もれた江別の住宅街の中に佇む美しい木造のお屋敷。

製粉会社の迎賓施設だった建物だそう。

お豆のサラダ、新鮮おひょうのカルパッチョ、アボカドのフリット生ハム添え、

自家製スモークサーモンと蓮根クリーム、鯛の岩塩焼き、

根菜と生ハムのパスタとにんにく多めのトマトパスタ、

豚肩ロースのバルサミコと蜂蜜煮込みにドルチェ盛り合わせ。

たった一人で厨房からサービスまでこなす美しい女性オーナーは

もしかすると雪の魔法使いか?(笑)

昭和の香りとヨーロッパのセンスが溶けあうこの空間もまたご馳走。

真冬の幻かと錯覚するほど、美味しすぎる2月の新年会でありました♪