魔力朝ごはん

気がつけば2014年、食べる話ばかり書いています。

つまり、正月3日間、食べ続けているということで。

ま、これも伝統的な日本のお正月の過ごし方。

いいじゃないですか、お正月だから。

(誰に言いわけしているのだろうか)

で、今朝の朝ごはんはハワイに旅立ちました。

おせちで琉球を旅し、お雑煮で新潟にトランジット、

お正月3日の朝はハワイの風に吹かれましょう。

帰省中の息子のリクエストで「エッグ・べエディクト」に挑戦です。

NY生まれのお洒落な朝食、ハワイのカフェの名物メニューとしても有名で

プレミアム朝ごはんの代名詞なっています。

行列してでも食べたい朝ごはん、だって、自分で作るの結構大変なんだもん。

しかし、時間はたっぷりあるお正月休み、手作りしてみようじゃありませんか。

ハワイの名店「カフェ・カイラ」のレシピを参考に、

まずは肝心のポーチドエッグから。

いつもは電子レンジで簡単チン!で誤魔化していますが、

きちんとお湯にお酢を加えて、お鍋で作ります。

沸騰したら火を弱めて、菜箸でお湯をぐるぐるかき回します。これがポイント。

渦ができた真ん中に、そ~っと卵を落としていくと・・・

水流で卵の白身がきれいに黄身を包みこみ、「巣籠り卵」状態に。

スマホの時計をにらみながら、きっかり2分。

またまた、そ~っと穴あき杓子で卵をすくって冷水にとると、

おお・・・完璧なポーチドエッグが優雅に水中遊泳しています。

次はオランデーズソース。

卵黄を湯煎にかけながら泡だて器でかき混ぜ、

人肌になったら湯煎からはずし、もったりしてきたら、

溶かしたバターを4~5回に分けて加えながら、ひたすらかき混ぜる。

筋が残るくらいになったら、少しのレモン汁、塩、胡椒、

そしてほんの少々のウスターソースで味を引き締めたら

黄金色のオランデーズソースの出来上がり。

ここまで来たら、あとは一気にフィニッシュ。

ベーコンを焼きながら、

イングリッシュマフィンを横半分に切って、トースターへ。

こんがり焼けたマフィンの上にベーコンを載せて、

完璧なポートドエッグを慎重に慎重にその上に載せ、

黄金色のオランデーズソースをとろりとかけて、

黒粒胡椒をガリガリッとトッピングすれば・・・

ああ、どこからかウクレレの調べとハワイの微風が・・・♪

「カフェ・ノミヤ特製 エッグ・ベネディクト」の完成です。

金色の小山の頂上にナイフを入れると・・・

とろ~りと卵黄の溶岩が流れ出てきます。

それはまさにキラウェア火山のマグマのよう、

エッグ・ベネディクトは食べるハワイかもしれません。

お味は、完璧に決まっているではありませんか(笑)

卵黄、バター、ベーコンの塩味、かすかなレモンの酸味が混然一体。

息子評によれば「超クリーミーなカルボナーラ」だそうだ。

時間と気持ちに余裕のある朝、

朝ごはんでハワイに旅してみませんか。

卵とバターとマフィンとベーコンがあれば、

飛行機に乗らなくても、パスポートの期限が切れていても

ハワイの海カフェのベランダ席に座った気分になれます。

ただし・・・

作る時の気が遠くなるようなバターの量は、気にしないこと。

食べ終わったお皿に固まる黄色いソースのワケは、考えないこと。

カロリーという単語は忘れること。

美味しい誘惑に身も心も委ねること。

エッグベネディクト。

魔力に満ちた朝ごはんであります。

(写真は)

お正月三日はおうちでハワイ。

特製エッグベネディクト。

黒胡椒を細かく挽きすぎた以外は100点(自己評価)。

レシピよりもバターを減らしてありますが、

知らない方が幸せなくらい投入されています(笑)。

美味しい魔力。