ミリチョコ

鬼が笑っている。

お正月が明けたとたん、スーパーのお供え餅が並んでいたコーナーには

鬼のお面や豆菓子がずらりと並び、恵方巻きの予約注文のチラシが。

今年の恵方は東北東とか。

とりあえず我が家から見た東北東の方向を確認しながらも(笑)、

流通小売り業界の展開の早さに舌を巻く寒中であります。

そういえば新聞の折り込みにも雛人形メーカーのチラシも入っていました。

新春、初春から節分、立春、弥生の節句へと

厳しい寒さに耐える毎日、春を待ちきれない気持ちを表すかのように、

スーパーの店先は前のめりで春に向かっています。

「手作り準備はお早めに」。

こんなポップとともにエリアを拡大し始めたのはチョコレート売り場。

製菓用チョコやカラフルなトッピング材料、チョコペンシルなどなど、

早くもバレンタイン商戦の前哨戦が始まっていました。

「森永、チョコで途上国支援」。

朝刊の経済面で見つけたミニ記事もバレンタイン関連。

森永製菓が国際フェアトレード認証を受けた商品を2月下旬までに販売とのこと。

フェアトレードとは途上国から原料を適正価格で仕入れ、

現地の労働者の生活改善を目指す仕組み。

原料であるカカオの生産国の現実を知らんぷりできないと思う消費者も増え、

かなり浸透してきたフェアトレードチョコですが、

大手メーカーがこの仕組みを取り入れるのは初めてのこと。

ガーナ産カカオ100%を使ったチョコだそうですが、

地球規模でチョコを考えるひとつのきっかけになりそうな新商品ではあります。

一方、紙面いっぱいに板チョコレートの全面広告もありました。

コピーは「メイジのだいじ」。

明治のチョコレート作りのこだわりを謳った広告です。

見慣れた板チョコの形もミルクの濃厚さやカカオ感が引き立つように

0.1ミリ単位で考え抜いた結果なのだそう。

同じチョコレートでも厚くするとより濃厚な味わいに、

薄くするとよりスッキリとした後味になるため、

明治のミルクチョコレートは角が厚くて真ん中が薄いあの形になったというわけ。

美味しい凸凹には美味しいワケがあったのですね。

そして美味しいカタチは、同時に美しい。

チョコレートメーカーはミリ単位でチョコの美味しさにこだわり、

こちらは戻らない体重計のグラム(キロ?)単位の数字に一喜一憂の昨今(笑)

お正月太り解消、バレンタインまでになんて悠長なことを言っていられません。

せめて節分までには何とかしておかなければ。

明けたばかりの2014年、ミリチョコに負けずに

美しいボディサイズに敏感な1年にしなくてはと己を戒める。

赤鬼さんやお雛さまが待っています。

豆菓子とちらしずしが待っている。

美味しい春が手ぐすねひいて待っている(笑)。

ああ、今、世界で一番怖い乗り物。

それは、体重計(笑)。

(写真は)

お正月休み明け、スタッフルームは諸国お土産が勢ぞろい。

秀逸はベガスなお菓子。

サイコロやチップ型のキッチュなグミにコインチョコ。

コインチョコの額面のゼロを数えると・・1,10,100・・・・100万!

ラスベガスのミリチョコはミリオンダラーチョコだった。