ツリーに願いを
包むのが楽しい季節です。
あの人には温かい手袋を、この人には優しい色合いのマフラーを。
喜ぶ笑顔を想像しながらクリスマスプレゼントをラッピングする。
紙やリボンもその人のイメージに合わせて
華やかに飾ったり、シンプルに男前に作ったり。
クリスマスが待ち遠しいのは子供だけではありませんね。
欧米ではクリスマスを待つ間は、
グリューワインを片手にクリスマスマーケットを回ったり、
家中を飾り付け、クリスマス菓子を薄く切ってお茶を楽しんだりして、
アドヴェントの4週間をじっくり楽しみます。
プレゼントも早々に用意して、ツリーの根元に置いて
インテリアのオブジェ代わりに目で楽しんだりするそうです。
大きなツリーのそばに色とりどりの箱が積み上がる様子、
映画のワンシーンで見かけたりしますね。
昨夜、パーティーの司会で訪れたホテルのロビーもクリスマス一色でした。
フロントの前には見上げるような大きな大きなツリーがそびえ立ち、
さらにもう二つ、小ぶりな可愛らしいツリーが。
「あなたのお願い事を書いて下さい」。
赤や黄色、青に緑、カラフルな色紙とペンが置かれています。
どうやら、七夕方式の(笑)クリスマスツリーのようです。
そ~っと覗き見してみると・・・
「ディズニーランドで♪もふもふ♪できますように」
「○○ちゃんとずっと一緒にいられますように」
そんな恋人たちのクリスマス的お願い事もあれば、
「大きな人間になりたい」。
人生の深淵に触れる哲学的願い事に混じって、
たどたどしい鉛筆書きの不揃いの文字が。
「サッカーゴールがほしい」。
小さなサッカー少年が一生懸命書いたお願い事でしょう。
「サッカーゴールがほしい」。
校庭にでんと立つあのでかいサッカーゴールが欲しいわけじゃない。
「僕がゴールを決めたい!」という意味。
サッカーの神様、サンタさん、僕は、僕は、サッカーゴールが欲しい。
なんと真っ直ぐな一直線なお願い事でしょうか。
喉から手が出るほどゴールが欲しい。
キミが憧れるプロの選手たちも同じ気持ちだろう。
他のものは何もいらない。
ボールが風を切る音、ネットを容赦なく揺らす音。
ジングルベルよりもあの音が聞きたい。
だから寒い冬でもボールは離さない。
お母さんに叱られながら、家の中でリフティングを繰り返す。
サンタさんの居住地はどうやら寒いヨーロッパらしい。
あっちの方もサッカーは人気スポーツ。
サンタさんもどこかのチームの熱烈サポーターかもしれない。
「サッカーゴールがほしい」
直球のお願い事はきっと届くはず。
きっと来年のシーズンにはヒーローになっているキミがいる。
だから、冬場の自主トレも、お母さんに怒られない程度に(笑)頑張れ。
可愛いお願い事を後に、お仕事に向かう
クリスマスまで2週間の夜でした。
(写真は)
沖縄県民のソウルベーカリー「Jimmy’s」のシュトーレン。
オールドファッションなパッケージが素敵。
薄く切って、さんぴん茶とともに食べたいな。
そろそろムーチビーサーの季節だ。
南国の冬の風は意外に寒い。



