おもちゃの村

人口2300人ほどの小さな村のクリスマスシーズン。

毎年、世界中から25万人もの人々が訪れます。

ドイツ北部のおもちゃの村、ザイフェン。

白い雪と暖かなキャンドルが灯る窓辺とたくさんのおもちゃに会いたくて。

トントン、コンコン。

村のあちらこちらから木を削るおもちゃ作りの音が聞こえてきます。

本日12月14日(土)のAIR-G’「野宮的コフレ」のテーマは

「おもちゃの村から」。

きっと今頃はサンタさんからのたくさんの注文がこなすのに大忙しでしょう。

ドイツのおもちゃ村「ザイフェン」をお話をしました。

古くは鉱山の村でしたが、輸入鉱物や産出量減少で閉山、

冬の手仕事だった木工品作りの歴史を生かして、

鑿や鎚をふるっていた鉱夫たちが木のおもちゃ作りを始めたのが始まり。

以来200年間「おもちゃの村」として生きてきました。

村には80以上のおもちゃ工房があり、

小さな小さな木のパーツを組み合わせた「マッチ箱シリーズ」など

マイスターの技による繊細で愛らしいおもちゃが作られています。

マッチ箱サイズの木箱の中に

おもちゃ屋さんや医学部の講義や鉱山の水車などが再現され、

ザイフェンの伝統の美しいミニチュアおもちゃは世界中の人々を虜にしています。

小さな村の小さなおもちゃが小さな工房で作られてきたのにはわけがありました。

海を越えてアメリカでも大人気となったザイフェンのおもちゃですが、

当時の輸出関税は重量制でした。

そこで税率を下げつつ、材料費も抑えられ、

輸送するのもスペースを取らず、壊れにくい。

小さなマッチ箱に収めたおもちゃが作られるようになったそうです。

そして今でも小さなおもちゃ工房が多いのは旧東ドイツ時代の名残。

ベルリンの壁崩壊以前は従業員10人以上になると国営企業となるために

自然と家族中心の小さな工房が増えたというわけです。

小さなおもちゃの村には

歴史の波を知恵と工夫と忍耐で生き抜いてきた証が息づいていました。

素朴な木のおもちゃは村の物語の寡黙な語り部でもあったのですね。

ドイツ唯一の木製おもちゃ職人の養成校があり、

2万点のおもちゃを収蔵する博物館がある2300人ほどのザイフェンには

世界中から年間50万人の観光客が訪れるといいます。

小さな村が世界市場で生き抜くヒントが隠されているようです。

いつかはのんびり訪れてみたい村です。

大人だって

おもちゃが必要。

(写真は)

連日の忘年会ラッシュ。

昨夜はいつものスペインバルでAIR-G’女子スタッフとの女子会。

夕方からの暴風雪でバルにたどりつくまでが命がけ(笑)。

雪まみれで来た甲斐があった一皿。

下仁田ねぎのグリル。バルサミコソースとの相性が抜群。

日本とイタリアのマリアージュ。

そして今宵は海の幸レストランでママ友忘年会。

朝の・・・体重計・・・の・・・この数字・・・

見なかったことにしよう・・・。